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ミラクル・スパーズの予感 トッテナム、ペップ・シティを下して唯一の無敗に

AbemaTIMES 10/4(火) 12:00配信

トッテナムは今季の優勝候補だ――その確信を新たにした。

現地時間10月2日、プレミアリーグ第7節が行われ、ロンドン北部のホワイト・ハート・レーンでは、無敗同士の首位マンチェスター・シティと2位トッテナムが対戦。オウンゴールを含む2-0のスコアで、ホームのトッテナムが凱歌を上げた。トッテナムのポチェッティーノ監督がペップ(グアルティオラ監督)に勝ったのは、実に2009年以来2度目となった。

いつだって、ペップが負けた試合にはいくつもの示唆がある。「監督1季目のチーム(マンC)よりも3季目のチーム(トッテナム)の方が、リーグ序盤戦では完成度において有利」「プレミア上位チームがホームでベストゲームをすると、リーグトップ18得点(6試合中)のチームも無得点に終わることがある」「現在のハイレベルなプレミアリーグでは、全勝優勝というような夢物語は絶対に起こらない」……。

なかでも重要な示唆のひとつは、昨季躍進したスパーズ(トッテナム)の実力は本物だ、ということだろう。この日も前後半を通して高い集中力を維持し、ディフェンスの機構を保ち続けた。攻撃面では、エースFWハリー・ケインが不在も、ここまでリーグ4得点の韓国代表FWソン・フンミンが活躍。この日の2点目を演出したMFデレ・アリへのラストパスなど、ビルドアップから参加できるパス能力を備えるうえに、思いきりのいいシュートでゴールも脅かす。

常に同じ選手が活躍する――それは“分かっていても止められない強さがある”ということでもあり、好調なチームの共通項のひとつと言える。スパーズの場合は、それがソン・フンミンということになる。昨季レスターで活躍した岡崎に続き、ソン・フンミンがスパーズで飛躍、念願の優勝を手にすれば、アジアサッカーにとっての朗報だろう。

公式戦12試合目にして初の黒星を喫したペップ・シティだが、勝ち点18で首位をキープしている。2位に続くのは、唯一の無敗となったトッテナムだ。

トッテナムは1960-61シーズンから半世紀以上、リーグ優勝の歓喜から遠ざかっているが、今季はポチェッティーノ政権3年目を迎え、序盤戦から完成度で他チームをしのぐ。いくら戦術が優れていても、それが浸透する猶予が与えられなければ、真の強化にはつながらない。それを2年かけて積み上げてきたトッテナム。なにやら“ミラクル・スパーズ”の気配が漂ってきた。

文・タラマサタカ

最終更新:10/4(火) 12:00

AbemaTIMES

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