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「マイクラPE」700万のマルチプレイ用アカウントが流出 サーバー提供会社LifeBoatの杜撰

THE ZERO/ONE 10/4(火) 16:05配信

「Minecraft Pocket Edition」のサーバーを提供しているコミュニティとして有名な「LifeBoat」がハッキングされ、700万人以上のユーザーのアカウント情報が盗まれたのは今年1月のことだった。そして先日には、これらの情報がオンラインで入手可能な状態にあることが改めて確認された。

この事件で盗まれたデータにはユーザーを特定できるような機微情報や金融情報が含まれていなかったので、昨今に起きている派手な事件と比較すれば、直接的な被害状況はそれほど深刻ではなかったと言えるだろう。しかし、このインシデントでは被害の深刻さよりも、LifeBoatの「発覚後の事後対応の悪さ」が大いに問題視されている。

世界中の「Minecraft」ファンが集まるコミュニティ

自由度の高いサンドボックスゲーム「Minecraft Pocket Edition」(通称:マイクラPE)は、ゲーム史上第2位の売り上げ本数を誇る「Minecraft」のスマートフォン版だ。このゲームはのんびり一人で楽しむこともできるが、複数のプレイヤーで設定を共有して遊べるマルチプレイこそが醍醐味だと語るファンも多い。

LifeBoatは、このマルチプレイをオンラインで楽しみたい人々のためにサーバーを提供しているプラットフォームのひとつだ。このサーバーにログインするプレイヤーは、見知らぬ人々とのマルチプレイをいつでも楽しむことができる。同様のサービスを提供しているコミュニティは他にも多数存在するが、LifeBoatは非常に規模が大きく、また様々なカスタムプレイ(サバイバルモード、キャプチャーザフラッグなど)を選ぶこともできるため、日本人の利用者も少なくない。

そのLifeBoatのサーバーにハッカーが侵入したというニュースがMotherboardによって報じられたのは2016年4月下旬のことだった。このハッキングで盗まれたのは700万件以上のユーザーのアカウント情報で、そこにはユーザー名、メールアドレス、そしてMD5でハッシュ化されただけのパスワードが含まれていたという。

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最終更新:10/4(火) 16:05

THE ZERO/ONE