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EU難民政策に影響を及ぼす可能性 ハンガリー国民投票が無効に

AbemaTIMES 10/4(火) 17:01配信

ハンガリーで2日、EUが閣僚理事会で決定した難民受け入れ分担政策の是非を問う国民投票が行われた。EUは去年、ハンガリーの反対を押し切り、難民受け入れ政策を決定。ハンガリーはおよそ1200人の受け入れが割り当てられていた。国民投票の結果、「受け入れ反対」票が98%と圧倒的多数を占めたものの、投票率は国民投票の成立に必要な過半数に届かず、選挙管理委員会は投票無効を発表した。

ただ、オルバン首相は無効については触れず、「次はブリュッセル(EU議会)が重要な判断をしなければならない。EUは民主的共同体で、その加盟国の一つ(ハンガリー)がブリュッセルの決定に対し、全投票者の9割が反対を突きつけたからだ」と「反対派が多数」だったと強調し、強気の姿勢を崩していない。

オルバン首相は難民に対して強硬な姿勢で知られており、去年9月には難民の流入を受け、非常事態宣言を発令し、「不法入国は犯罪」として200人ほどの難民を一時拘束している。

国連難民高等弁務官事務所によると、去年、中東などから地中海を渡ってヨーロッパに渡航した難民・移民は100万人を超えているという。ハンガリーの国民投票は成立しなかったものの受け入れ反対の声が多数を占めたことで、EU全体の難民政策に影響を及ぼすことも予想される。

最終更新:10/4(火) 17:01

AbemaTIMES

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