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トッテナムが示した“マンC潰し“の術 118kmもの走行距離にグアルディオラのチームも混乱状態に

theWORLD(ザ・ワールド) 10/4(火) 18:50配信

後方で構えるより前から潰せ

ジョゼップ・グアルディオラが率いるチームと戦う時には、どのようなスタンスで臨めばいいのか。大きく分ければ方法は2つだ。相手にポゼッションされることを受け入れ、後方にブロックを固めて守りに徹するか、前線から果敢にプレスをかけてポゼッションそのものを破壊しにいくかだ。

後者はリスクも存在するが、マンチェスター・シティ相手にそれをしたのが初黒星をつけたトッテナムだった。マウリシオ・ポチェッティーノが率いるトッテナムに後方で引いて守る選択肢など存在しないが、彼らは走り続けることでマンCにポゼッションを許さなかった。

その証拠に、英『sky SPORTS』によるとトッテナム戦でのマンCは今季初めてパス成功率が80%を切った。これまでリーグ戦では常に80%以上の成功率だったが、トッテナムのプレスによってミスを連発してしまったのだ。

また、ロングボールの割合も増えている。足元の技術に定評があるとの理由で獲得されたGKクラウディオ・ブラーボは、これまでリーグ戦では1試合平均のロングボール数が16・3本だった。しかし、トッテナム戦では22本も蹴っている。

ブラーボだけでなく、DFのニコラス・オタメンディは1試合平均7・9本だったのが12本に、アレクサンデル・コラロフは11・2本だったのが15本まで増えている。これはロングボールを狙って蹴っていたというより、苦し紛れで蹴っていたと考えられる。

マンCもグアルディオラの就任でポゼッション率が高くなっているが、やはりバルセロナやバイエルンに比べると最終ラインのパス能力は低い。引いて守られるよりは、プレスをかけてくる相手の方がやりにくいのだろう。

ただし、マンCをプレスで苦しめるには豊富な運動量が必要だ。トッテナムはこの試合でマンCより約4km多い118・82kmの走行距離を記録。スプリント数でもマンCの609回に対してトッテナムは647回だ。これと同じことができるチームはプレミアリーグ内でも多くない。

これだけの運動量、そして連動性あるプレスをかけるのは簡単なことではないが、トッテナムは1つの方法を示してくれた。果たしてこの一戦を他クラブの指揮官はどう捉えただろうか。

http://www.theworldmagazine.jp/

最終更新:10/4(火) 18:50

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