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日向ふれあい学習センター閉館へ 市民憩いの場半世紀、伊勢原

カナロコ by 神奈川新聞 10/4(火) 8:15配信

 神奈川県伊勢原市は、バーベキューや陶芸体験、宿泊など、市民の憩いの場として長年親しまれてきた「日向ふれあい学習センター」(同市日向)を2018年度末に閉館する方針を固めた。築半世紀以上の施設は老朽化が進み、耐震化も不十分なためで、閉館後の活用方針は未定という。

 市青少年課によると、同センターは1963年に県が建設。3階建てで1、2階が鉄筋コンクリート造り、3階が木造で、延べ床面積は約1千平方メートル。99年以降、市に土地、建物の所有権と運営が移管され、市営施設になった。

 宿泊やバーベキュー、陶芸体験イベントなどで日帰り利用ができ、中学校の部活やスポーツ団体の夏合宿にも使われていた。現在は指定管理者の市森林組合が管理、運営し、2015年度の利用者は4793人。最近は、年間4千人台で推移している。

 施設は耐震化が不十分で、耐震化工事には少なくても数千万円が見込まれていた。熊本地震で建物の倒壊が相次いだこともあり、市は安全上、閉館する方針を固めた。16年度末で宿泊利用を中止し、日帰り利用も18年度末で終了するという。

 近くには、ふれあいの森日向キャンプ場、御所の入森のコテージの2市営施設があり、市は両施設の利用や秦野、厚木の施設の利用に振り替えてもらいたい考えだ。

 同課は「施設や跡地の利用は未定。施設を取り壊し、民間企業に移譲することを含めて検討している」などと話している。

最終更新:10/4(火) 8:15

カナロコ by 神奈川新聞