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中山高岡市議が政活費不正 出張3件の領収書偽造

北日本新聞 10/4(火) 0:43配信

 高岡市議会の中山欣一市議(47)=2期、福岡町下蓑新=が2015年度に3件の県外出張の領収書を偽造し、政務活動費を不正に受け取っていたことが3日、分かった。記者会見した中山氏は、出張の中には政活費を充てられない政党活動があったことも明らかにした。進退を問われ「責任を取らないといけない」と述べたが、明言は避けた。現役の高岡市議で不正を認めたのは初めて。

 中山氏によると、昨年7月に熊本など九州方面へ出張し、10、11月には東京で開かれた勉強会に参加した。いずれも同じ旅行会社の領収書に見せかけるためにパソコンで印影も含めて偽造し、経費を政活費として市に申請。3件のうち、東京の勉強会の経費としては計約8万円を受け取った。

 中山氏は市議会の2人会派「市政高岡」幹事長で、民進党県連副政調会長。同会派の四十九清治代表(61)と共に会見し、3件ともカラ出張や経費の水増しは否定した。ただ、東京方面に行く機会が増え、領収書を添付するのが面倒になったとし「手っ取り早く作りたかった」と弁明。罪の意識を問われ「もちろんあった」と答えた。

 東京で開かれた勉強会の行程には、党関係者や地方議員との会談など政党活動を含んでいた。政活費が政党活動に使えないことへの認識を尋ねられ「原資は税金であり、使えないことは十分理解していた」と述べた。

 不正について再度チェックし、会見で報告するとした。 同市議会では、自民同志会の大井正樹氏(67)=通算5期、戸出吉住=の政活費の不適切請求が判明。元市議2人は書籍代や音響機器の購入費などを架空請求していた。

北日本新聞社

最終更新:10/4(火) 0:43

北日本新聞