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機能性成分、名護産シークヮーサーがトップ 沖高専博士が解析

沖縄タイムス 10/4(火) 8:05配信

 【名護】名護産のシークヮーサーは他と比べて機能性成分が多いという解析結果を、沖縄工業高等専門学校の藏屋(くらや)英介博士が9月29日発表した。「含有量で差別化、ブランド化が十分可能」と指摘した。今後、健康への好影響を市民参加で実証する。

 藏屋さんは名護市産業支援センターで開かれた消費拡大の円卓会議に出席。市販のストレート果汁8種を解析し、名護産は血糖値や血圧を下げる効果が期待されるノビレチンなどが一番多かったと報告した。品種の影響が考えられるという。花粉症や認知症の症状を和らげるという最新の研究成果も紹介した。

 会議にはアンチエイジングの専門家、掘知佐子さんも参加。「いい成分が多いのは名護の圧倒的な強み。シークヮーサーを上手に生活に取り入れてほしい」と、沖縄そばや刺し身と一緒に取ることを提案した。

 市内で居酒屋を経営する山入端将悟さんはシークヮーサーをメニューになるべく取り入れると宣言した。「各テーブルに実を置いて、健康の話につなげる。長く居酒屋に来てもらい、長くお金を取る」と笑った。

 市健康増進課の担当者は県内11市の中で血糖値が高く、医療費が高騰していると懸念。会議を主催した「和(なご)♥シークヮーサー笑費隊」の渡具知豊さんは、血糖値が高い人を集めてシークヮーサーの血糖値抑制効果を実証すると発表した。

 渡具知さんはさらに、昨年の消費低迷で365トンほどのシークヮーサーが収穫されずに破棄されたと推計。「1日1トン、3万個分を市民みんなで消費していきたい」と約100人の参加者に呼び掛けた。

最終更新:10/4(火) 8:05

沖縄タイムス