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子育て重点に新政策方針

紀伊民報 10/4(火) 17:00配信

 和歌山県の仁坂吉伸知事は4日、来年度の新政策と予算編成の方針を発表した。子育てや女性・高齢者の就業促進、健康づくりに基軸を置きたいとし「意識が高い人しか来ないシンポジウムやセミナーだけでなく、多くの人を巻き込めるような仕掛けをつくりたい」と話した。

 「県総合戦略」の基本目標に沿って、安定雇用創出▽新しい人の流れ創造▽少子化対策▽安全安心な暮らし実現▽時代に合った地域づくりの5本柱。今後、新政策の具体化と予算化を進める。

 「安定雇用創出」では、中小企業の競争力を強めるため、電子商取引市場への新規参入を促進したり、さまざまなデータを活用した効率的な企業支援をしたりする。農林漁業では農業へのロボットやICT(情報通信技術)導入、県産魚を首都圏に売り込むため南紀白浜空港を活用した販路拡大。観光分野では歴史物語や資産を利用し約100の旅行モデルを作り、世界遺産追加登録が見込まれる熊野古道の調査や駐車場、トイレ整備なども進めたいという。

 「人の流れ創造」では、移住者に創業だけでなく地域の仕事を引き継ぐ場合も支援。全国に先駆けてICT技術者の「ワーケーション」(一定期間、リゾート地などで働きながら休暇を取ること)を促進する。女性や高齢者の再就職促進では、県独自のシステムをつくる。

 「少子化対策」では、市町村に対し妊娠や出産、子育てなどを一元的に相談できる窓口「子育て世代包括支援センター」設置を支援。企業・団体による、社員の子育て支援を促進する。

最終更新:10/4(火) 17:00

紀伊民報

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