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シークヮーサー体にいいよ 健康効果発信、消費拡大へ

琉球新報 10/5(水) 5:00配信

 【名護】名護市内を拠点に農産物などを加工・販売する4社が連携し、シークヮーサーを使った商品開発や販路拡大に取り組む「和(なご)♥シークヮーサー笑費隊」は9月29日、シークヮーサーの消費拡大策を考える会議を市産業支援センターで開催した。県内11市の中でも名護市がメタボリック症候群の割合がトップクラスであることなどが紹介された。その上でシークヮーサーの健康効果を発信し、健康課題の改善と消費拡大を連動させる提言が相次いだ。
 会議は年間に約365トンのシークヮーサーが出荷できない課題を踏まえ、3部構成で行われた。第1部で講師を務めた管理栄養士の堀知佐子さんは「長寿美食の方程式」と題し、普段から魚やソーキそば、泡盛などと抗酸化作用のあるシークヮーサーを組み合わせて飲食することで生活習慣病予防や美肌、認知症予防につなげられると紹介した。堀さんは「使い方を少し知るだけで消費が広がる」と指摘した。

 第2部では沖縄工業高等専門学校の藏屋英介技術専門員が、果汁に含む成分を分析した結果から名護産シークヮーサーの栄養価が高水準であることを示し「他の地域と比べ、十分にブランド化が可能」と強調した。

 第3部の円卓会議では市健康増進課の担当者が同市民の健診結果から血糖値が県内11市で最も高いなど課題を挙げた。その上で医師、大学、居酒屋オーナー、野菜ソムリエらが意見交換した。「(居酒屋の客に)香りの良さを薦めてほしい」「(ペットボトルの)水にシークヮーサーを入れて飲むことをムーブメントにできないか」などの提案が相次いだ。

琉球新報社

最終更新:10/5(水) 5:00

琉球新報