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奉納もち米収穫 塩川から奈良の薬師寺へ

福島民報 10/5(水) 10:04配信

 奈良県の薬師寺に奉納するもち米の稲刈りは4日、福島県喜多方市塩川町で行われ、約230キロを収穫した。11月に納め、来年の正月の鏡餅や3月の花会(はなえ)式で供える餅に使用される。
 昨年に続いて奉納の橋渡しをした薬師寺僧侶高次喜勝(きしょう)さん(28)をはじめ、大学生や地元農家が鎌で黄金色に輝く稲穂を刈り取った。
 塩川町の旧JA会津いいで姥堂農事組合長会などが奈良を訪問した際、高次さんと出会い、交流が始まった。高次さんは慧日寺(磐梯町)を開いた高層・徳一大師の研究のため度々、会津地方を訪れている。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の風評払拭(ふっしょく)を願い、喜多方産米の奉納に協力している。
 今年5月の田植えにも参加した薬師寺青年衆の東京農工大大学院1年竹内由季恵さん(23)は「自ら育てたコメが奉納されるのはうれしい」と笑顔を見せた。高次さんは「徳一大師が結んだ会津と奈良の縁を今後も大切にしていきたい」と話していた。

福島民報社

最終更新:10/5(水) 10:57

福島民報

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