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5日抜き取り開始 第一原発1号機復水器の高濃度汚染水

福島民報 10/5(水) 10:05配信

 東京電力は4日、年度内に開始するとしていた福島第一原発1号機タービン建屋内にある復水器の汚染水抜き取りを5日に始めると発表した。復水器には原発事故直後に2号機タービン建屋から移した極めて高い放射性物質濃度の汚染水が残っている。暫定的に半分の量を復水器から取り出して浄化処理し、津波で外部流出するリスクを下げる。
 復水器には約500トンの汚染水がある。復水器底部に設置した仮設ポンプで汚染水の約半分をくみ上げ、ポンプとつないだ既存の配管を通して1号機原子炉建屋南側にある廃棄物処理建屋に移す。復水器には抜き取った汚染水の量と同量の淡水を注入し、汚染水の放射性物質濃度を下げる。
 1号機タービン建屋の復水器からの抜き取り作業は2カ月程度かかる。2、3号機の復水器については29年度前半までに抜き取る予定。抜き取りにより作業員の被ばく線量の低減につなげる。東電は、くみ上げポンプと配管は厳重につないであり、移送中に汚染水が漏れることはないとしている。
 1~4号機の原子炉建屋内とタービン建屋内には合わせて約6万8千トンの汚染水がある。東電は1~3号機タービン建屋の復水器にある計約2千トンの汚染水には汚染水全体の約8割の放射性物質があるとみている。
 1号機タービン建屋の復水器周囲にある汚染水は既に抜き取りを始めており、年度内に移送を完了する予定。

福島民報社

最終更新:10/5(水) 11:00

福島民報

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