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宇宙へひとっ飛び。中国が20人乗りの「観光用スペースプレーン計画」発表

sorae.jp 10/5(水) 11:09配信

まるで往年のスペースシャトルを思わせるフォルムです。中国のロケット製造業者「中国運載火箭技術研究院(CALT)」はメキシコで開催された国際宇宙会議(IAC)にて、最大20人が搭乗できる観光用スペースプレーン計画を明かしました。これが実現すれば、商業用のスペースプレーンとしては最大級のものとなります。
 
上の画像は、同研究院が公開したスペースプレーン計画の小型バージョンのものです。実際にはこれをスケールアップして、最大20人までの乗客に対応するとしてます。

発表によると、このスペースプレーンは自力で地上から垂直に飛び立ち、宇宙空間に到達したあとは自動で着陸もこなします。推進剤として利用するのは、液体メタンと液体酸素です。
 
機体は2バージョンが想定されています。まず小型な10トンバージョンは翼長が6mで、5人を載せて地上100kmまで飛び立ちます。最高飛行スピードはマッハ6で、2分間の無重力体験が可能です。そして大型な100トンバージョンは翼長が12メートルで20人を載せ、地上130kmまで到達します。最高速はマッハ8で、4分間の無重力体験が可能です。さらに大型バージョンではロケットステージを追加して小型人工衛星の投入も可能となります。
 
なお、このような計画をすすめている、あるいはすでに機体を所有している企業は複数あります。たとえばヴァージン・ギャラクティック社のスペースシップ・ツー(6人乗り)やXCORのLynx(パイロット含め2人乗り)などです。またアマゾンのジェフ・ベゾス率いるブルー・オリジンも、「ニュー・シェパード」ロケットでの6人乗りの宇宙船を開発しています。しかし、中国キャリアロケット技術研究院のHan Pengxinリーダーは「宇宙観光のニーズはもっと大きい」ともくろんでいるのです。
 
中国キャリアロケット技術研究院によると、すでに地上施設でのテストは順調にすすんでおり、テスト飛行も2年以内に行われます。そして2020年には貨物を搭載しての飛行も開始される予定です。さて、気になる宇宙飛行の予想チケット価格は20万ドル~23万ドル(約2000万円~2500万円)。うーん、流石に高いですね…。
 
専門家からは「実現の望みは薄いのでは?」という声も聞こえているようですが、はたしてこの夢のあるスペースプレーンが空を飛ぶ日はくるのでしょうか?

最終更新:10/5(水) 14:09

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