ここから本文です

計算が遅いハンディを克服 計算力強化をと専門家

ベネッセ 教育情報サイト 10/5(水) 14:00配信

低学年の時に九九を覚えるのに苦労したせいか、我が子は計算に時間がかかりすぎて心配……。ベネッセ教育情報サイトに寄せられた、このような小6男子の保護者の悩みに、平山入試研究所の小泉浩明氏が、効果的な指導法などをアドバイスする。

【保護者からの質問】

算数の計算が遅いです。低学年の時になかなか九九を覚えられず、苦労したのが尾を引いているのかもしれません。あわてて間違えるよりは、よいかと思いますが、時間がかかりすぎて試験中に終わりません。(小6男子の母親)

【小泉氏からのアドバイス】

算数や数学で計算が遅いというのは、かなりのハンディになります。試験は時間内にいかに多くの問題を解き、点数を取るかという競争だからです。また、日常の学習でも支障が出てきます。解いた問題数と点数が比例する算数では、問題数をこなすことが必要です。計算が遅い子どもは、一定時間内にこなせる問題の数がどうしても少なくなります。たとえば、他の子どもより1割計算が遅ければ、解ける問題数も1割少なくなるのです。こうして差は日々開き、そのうち挽回が難しくなってしまうでしょう。



まず、計算が遅い原因を見つけ、それを克服する必要があります。九九に問題があるのかもしれませんし、計算過程でのくり上げ・くり下げがスムーズにできないのかもしれません。原因を見つけるため、計算過程のどこで遅くなるのかを保護者がチェックしましょう。次に、見つかった原因ごとに欠点を克服していきます。九九が苦手であれば、そこから直してください。「6年生で九九?」と思うかもしれませんが、苦手を一つひとつクリアしていく方法が結局は一番の早道です。



計算力に自信がないと、難問を解こうとする時、不安の中で計算することになります。単なる時間のロスではなく、解くまでの気力を保てるかどうかを左右するのです。時間のない6年生でも、計算力のない子どもは、計算力強化に時間を割くべきでしょう。

ベネッセ 教育情報サイト

最終更新:10/5(水) 14:00

ベネッセ 教育情報サイト