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自然と和でおもてなし 来春、箱根に新宿泊施設

カナロコ by 神奈川新聞 10/5(水) 20:30配信

 藤田観光(東京都文京区)は来年4月20日、箱根町二ノ平に新たな宿泊施設「箱根小涌園天悠」を開業する。今月から宿泊予約の受け付けを始めた。全室露天風呂付きで、利用客自身のタイミングで温泉を楽しめるのが魅力。2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて訪日旅行者の取り込みも狙う。

 「天悠」は同社の既存施設「箱根小涌園ユネッサンイン」と「渓谷エリア(通称・湯~とぴあ)」を解体し、約4万平方メートルの敷地に建設。地下1階、地上9階建てで延べ約1万6千平方メートル、客室は35~70平方メートルの全150室。

 箱根は同社が60年以上前にリゾート事業を始めた重要なエリア。天悠は同事業の収益の柱を担う基幹施設との位置づけでオープンする。

 近年まで団体客やファミリー利用の客が中心だったが、「旅行やレジャーのトレンドが変化しつつある」と担当者は話す。訪日外国人客の増加を含め、多様化する国内外の旅行者ニーズに応えようと天悠では「自然」と「和」のおもてなしをコンセプトに、カップルの記念日利用を想定したプランなど、宿泊客ごとの需要に合わせた施設づくりを進めるという。

 ホームページの掲載言語を開業までにスペイン、タイ語など日本語を含め9言語にするなど、外国人客の取り込みも積極的に行う。「特に大浴場になじみが薄い外国人客にとって、全室に温泉の露天風呂が付いているのは喜ばれる訴求ポイント」と担当者。敷地内の庭園には川や「箱根温泉神社」があり、「館内にいながら箱根ならではの自然と和の文化を体感できる」と話している。

 箱根湯本駅から箱根登山バス・伊豆箱根バスで約20分。予約・問い合わせは天悠電話0460(82)5111。

最終更新:10/5(水) 20:30

カナロコ by 神奈川新聞