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会話する書店へ、心斎橋アセンス再開

Lmaga.jp 10/5(水) 16:00配信

心斎橋筋という好立地から、待ち合わせや立ち寄りスポットとして長年愛されてきた書店「心斎橋アセンス」が、 昨年3月のビル建て替えによる一時閉店を経て、新ビルの3階で10月6日にリニューアルオープン。今後はコミュニケーションを大切にした書店を目指すという。

【写真】以前の心斎橋アセンス店内

積極的に声がけをする接客よりも黙々と作業をしているイメージが強い書店員。「以前はクールな接し方が良いと思っていた」と統括マネージャーの金子和代さんは話す。旧ビル時代に絵本専門店「アーダ」などの店長を務めたことで、「店が狭いのを利用してお客さんに話しかけたら、もっと絵本のことを聞きたかったんだと喜んでくれて。そこであらためて、お客さんはスタッフと話がしたかったんだと、気づきました」と明かす。

今ではほかの書店を偵察に行く際も、気になるのは棚作りよりも店員の接客。「本を読むフリをして、(挨拶や応対などに)耳をすましてる感じです」と研究熱心だ。ネット書店が大手を振るなか、「本屋の面白さって人なんだな、と思います。これってどうですか?と興味を持っていただける本をお薦めしたり、曖昧な記憶で探している本があればスタッフに尋ねていただければ」と、訪れる人との会話を大事にし、リアル店舗ならではの特徴を出したいと話す。

街のランドマークから、本の相談所として生まれ変わる同店。再出発にあたって社内では、「アートや絵本の専門店に」や「カフェを併設しては」と尖った声が多かったと言うが、結果的に「あえて色濃く特徴づけていない」と金子さんは話す。「こちらが勝手に一方的な形にするのではなく、お客さんの声を聞きながら一緒に店舗を作っていきたい。ぜひご要望をスタッフに伝えて欲しいです」と無垢の状態からのスタートだ。営業時間は11:00~20:00。

最終更新:10/5(水) 16:00

Lmaga.jp

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