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新天地で復活…「戦力外」から這い上がった選手

ベースボールキング 10/5(水) 12:40配信

新天地で復活した坂口

 10月1日から各球団の「戦力外通告」が始まり、選手、ファンにとっては辛い季節がやってきた。今季もここまで新垣渚(ヤクルト)、大松尚逸(ロッテ)、木村昇吾(西武)などが戦力外通告を受けている。

 昨季の同時期に戦力外、自由契約となり、他球団へ移籍した選手たちはどうだったのだろうか。坂口智隆(ヤクルト)は、オリックスから減額制限を超える契約提示を受け自由契約を選択し昨オフに退団。ヤクルトへ移籍した。

 オリックス時代の11年に175安打を放ち最多安打のタイトルを獲得すれば、守備でも08年から11年まで4年連続ゴールデングラブ賞に輝いたことのある実力者。オリックス晩年は故障や打撃不振などで精彩を欠いたが、ヤクルトへ移籍した今季見事に復活した。

 3月25日巨人との開幕戦で「6番・左翼」でスタメンを勝ち取ると、第2打席でライト前ヒットを放ち移籍後初安打。その後もコンスタントに安打を積み重ね、オリックス時代は春先を苦手にしていた坂口だったが、3・4月の打率.304をマークした。

 一時期打率を2割8分台まで下げたことがあったが、8月に月間打率.337を記録するなど、打率を再び3割台まで回復。最終的には打率3割に届かなかったものの、リーグ10位の打率.295、安打数はチームトップの155本と、見事な復活劇だった。

【坂口の成績】
15年: 36試 率.262 本1 点5
16年:141試 率.295 本0 点39

鵜久森、田中靖も一軍で出場

 その他の選手を見ると、日本ハムを戦力外となりヤクルトに移籍した鵜久森淳志は、左投手が先発時にスタメンで起用されるなど46試合に出場して、打率.257、4本塁打、19打点をマーク。試合と打点は自己最高を記録した。

 西武を戦力外となりロッテに加入した田中靖洋は、7月まで二軍で過ごしていたが、8月4日に一軍昇格。昇格後はビハインドゲームを中心に、17試合に登板して、防御率2.76と安定した投球を披露している。

【鵜久森と田中の成績】
鵜久森淳志
15年: 3試 率.000 本0 点0
16年:46試 率.257 本4 点19

田中靖洋
15年:18試 1勝1敗 防1.35
16年:17試 0勝1敗 防2.76

 一方で、山内壮馬(楽天)、大田阿斗里(オリックス)、竹原直隆(西武)、久保裕也(DeNA)などは1年で再び戦力外通告を受けた。改めて、プロが厳しい世界であることが分かる。

 戦力外通告を受け、他球団へ移籍したとしても活躍できるのは一握り。難しい現状ではあるが、他球団へ移籍して活躍するケースは少なからずある。来季もプロの世界で活躍するためにも、戦力外通告を受けた選手たちは、トライアウト、各球団の入団テストで新たな移籍先を勝ち取りたいところだ。

BASEBALL KING

最終更新:10/5(水) 18:42

ベースボールキング

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