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日本株は3日続伸、円安進み業績懸念和らぐ-輸出、金融中心買われる

Bloomberg 10/5(水) 8:00配信

5日の東京株式相場は3日続伸。米国の利上げ観測の高まりから為替市場で円安が進み、過度な業績懸念が和らいだ。自動車やゴム製品、電機など輸出株が上げ、内外金利の上昇期待もあり、金融株も高い。グループ戦略の積極化も追い風となった保険が業種別の上昇率1位。

TOPIXの終値は前日比7.60ポイント(0.6%)高の1347.81、日経平均株価は83円59銭(0.5%)高の1万6819円24銭。3日連続の上昇はTOPIXが9月21日以来、日経平均は7月19日(6日連続)以来。

りそな銀行アセットマネジメント部の黒瀬浩一チーフ・マーケット・ストラテジストは、「米景気はBREXITの影響を受け悪くなっていた」とした上で、製造業が悪くなっても非製造業が盛り返すことを繰り返しており、「今回も非製造業が持ちこたえたということになりそう。米経済の強さを象徴している」と言う。また、ドル・円相場は円高に行き切れなかった反動が出ており、「日本株は年末に向けじり高となりそう」と予想した。

4日のニューヨーク為替市場では、ドルが2週間で最大の上昇。リッチモンド連銀のラッカー総裁は、インフレ加速の可能性を阻止するために利上げを強く求め、年内利上げの観測が一段と強まった。7日発表の9月の雇用統計は、非農業部門雇用者数の伸び加速が見込まれている。ドル・円は一時1ドル=102円97銭と9月14日以来の円安水準に振れた。きょうはおおむね102円80銭台を中心に推移、前日の日本株終値時点は102円22銭だった。

SMBC日興証券投資情報部の太田千尋部長は、「ISM製造業指数をきっかけに為替の潮目が変わった。12月の米利上げはほぼ確実で、来年の利上げペースも1回ではなく、2回かもしれないとの見方になっている」と指摘。米利上げムードの高まりから為替がドル高・円安方向に振れ、投資家は「どこまで円高が進むのかという恐怖心から解放された」とみる。テクニカル分析上も、ドル・円は「均衡表で相場転機のシグナルとされる五陽連が完成」し、年初からの上値抵抗だった75日移動平均線も抜け、100日線(103円70銭台)や9月のドル高値(104円30銭台)が次の節目になると話している。

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最終更新:10/5(水) 15:34

Bloomberg

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