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そのページビュー数「水増し」されてない? ちょっとクセのある「ページ別訪問数」を扱うコツ[第16回]

Web担当者Forum 10/6(木) 7:06配信

今回は「ページ別訪問数」について説明する。各ページの閲覧状況を測るわかりやすい指標としては、ほかに「ページビュー数」があるが、どのような違いがあるのだろうか?

ページ別訪問数は、「訪問」という名前だが実際は「重複を除いたページビュー数」を表すものだ。そう頻繁に活用するわけではないが、ちょっとクセのある面白い指標でもある。ここでは、ページ別訪問数が何をどうカウントした数字なのか、どんなときに役立てればいいのかを解説しよう。

この記事で学べること:

・「ページ別訪問数」の意味を理解する
・ページ別訪問数の活用例がわかる

ページ別訪問数は「そのページに1度でも閲覧があった訪問回数」

「ページ別訪問数」とは、1回のセッション(訪問)で、同じページが何度閲覧(ページビュー)されたとしても、そのページ閲覧を「1」としか数えない集計をする指標だ。言い換えると、そのページに1度でも閲覧(ページビュー)があった訪問回数(セッション数)をページ別に集計した指標ということになる。

わかりやすく例を挙げよう。次のような順番で、4ページビューの訪問があったとする。
/page01.html  ↓ /page02.html  ↓ /page03.html  ↓ /page02.html

このセッションでは、/page02.htmlは「2」ページビューだが、ページ別訪問数は同一セッション内での重複は無視するので、/page02.htmlは「1」ページ別訪問とカウントされる。

■ URLとページタイトルの組み合わせごとにカウントされる

ちょっと複雑な話になるので飛ばしても構わないが、正確には「URLとページタイトルの組み合わせで個別のページを判別している」ことに注意してほしい。Eコマースサイト以外ではあまり見かけないかもしれないが、同じURLで異なる内容のページを表示するような動的ページなどで注意が必要になる。

こちらも具体例で示そう。次のようにカートから注文完了まで4ページビューで1セッションの例(カートにためておいた商品を最短ステップで買った例)があったとする。そして最初の3ページのページURLは「/cart.php」で同じだが、ページタイトルはすべて異なるものとする。
/cart.php(ページタイトル:カート)  ↓ /cart.php(ページタイトル:入力画面)  ↓ /cart.php(ページタイトル:確認画面)  ↓ /thanks.php (ページタイトル:注文完了)

この場合、「/cart.php」は「3」ページ別訪問数になる。ページURLは「/cart.php」で3つとも同じだが、ページタイトルはすべて異なるので、この場合はそれぞれが別の「ページ」と判別され、組み合わせごとに「1」とカウントされる。

しかし[行動]>[サイト コンテンツ]>[すべてのページ]レポートで表示されるときは「/cart.php」のページ名としてまとめられるので、3つあった「1」が単純に合計されて「3」ページ別訪問数になるという仕組みだ。

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最終更新:10/6(木) 7:06

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