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原口元気、現状打破の精神で突き進む

ISM 10/6(木) 7:56配信

 勝利以外は許されない緊迫したムードが漂うホームのイラク戦を前に、今の日本代表で風穴を開けてくれると期待感を高めているのが原口元気だ。

 原口は勝利必須のプレッシャーがかかった先月のタイ戦で左ウィングとして先発に抜擢されると、攻守に渡って獅子奮迅の働きを見せた。チームを重圧から解放する先制点もマーク。勝利の立役者は間違いなくこの男だった。

 長きに渡って日本代表の中心を担ってきた本田圭佑、香川真司、岡崎慎司といった攻撃陣が所属クラブでポジションを確立できていないのとは対象的に、原口はリーグ戦全試合にフル出場している。

 しかも、開幕のフライブルク戦で2得点に絡む活躍を見せると、続くインゴルシュタット戦では2アシストをマーク。さらにシャルケ戦でも先制点を呼び込む活躍を見せるなど、ヘルタであれだけ存在感を強く示していれば、日本代表での活躍にも期待は膨らむ。

 試合感やゲーム体力の問題はない。また、海外組には長距離移動によるコンディション不良という懸念材料がつきまとうが、原口は「コンディションはベストだと思っている。もちろん、他の選手がどうなのかはわからないけど、僕はメンタルもコンディションもトップの状態でできる」と自信を見せる。

 ヘルタと日本代表では当然ながら戦術が異なり、求められる役割にも違いはあるが、原口は代表の方が元来の持ち味を出しやすいと考えている。

「ヘルタは(攻撃と守備で)半々くらいでやっているが、代表では攻撃に比重がかけられるので、どういうプレーを出そうかいろいろイメージしている。今までやってきたようなことができるので楽しい」

 タイ戦でスタメンに抜擢された時は「これがラストチャンス」と背水の陣で臨んだ。その結果、圧巻のパフォーマンスを見せ、一躍左ウィングの一番手と期待されるようになった。しかし、本人の心持ちは何も変わっていない。

「今回も同じ状況というか、パッとしなかったら、すぐにベンチに戻る立場だと思っているので危機感しかない」

 もっとも、厳しい現状を打破してやろうという胆力こそが原口の飛躍を呼び込んだ源であり、浦和レッズでプレーしていた時から苦境に陥った時こそ力を発揮してきた。「危機感持ってやっているときが一番結果が出ると思うので、精神的にはいい状態かなと思う」。勝利のみが求められる舞台で再び輝きを放ち、主役への階段を駆け上がっていく。(神谷 正明)

最終更新:10/6(木) 7:57

ISM

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