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過密状態の移民船が海難、緊迫する現場の救助活動 リビア沖

AFPBB News 10/6(木) 8:21配信

(c)AFPBB News

【10月5日 AFP】リビア沖の地中海(Mediterranean)で4日、欧州を目指し、アフリカ移民を乗せて過密状態で航行していた木造船が海難に見舞われた。現場を取材したAFPのアリス・メシニス(Aris Messinis)カメラマンが、懸命の救助活動の様子を捉えた。

 メシニスカメラマンは、海難に見舞われた移民の救助活動を行っているスペインのNGO「プロアクティバ・オープン・アームズ(Proactiva Open Arms)」がチャーターした船「アストラル(Astral)号」に乗り込んでいた。

 同カメラマンによると、アストラル号の救助隊員らは生存者の手当てと遺体の収容をイタリア海軍に引き継いだという。

 リビア沖では3日に移民6000人余りが救助されていた。これらの移民を送り届けるため、多数の救助船がイタリアへ向かう中、アストラル号だけが数時間にわたってその場にとどまり、超満員の木造船の対応を任された。

 イタリア海軍が同日正午ごろに到着するまでは、スペイン軍機が投げ落とした救命ボートだけが頼りだった。メシニスカメラマンは「船内はパニック状態だった。人々は海へ飛び込んでいた」と証言した。4日未明に始まったアストラル号の救出活動は、夕方まで続いたという。

 リビア北方の国際水域における救助活動の調整に当たっているイタリア沿岸警備隊は先に、リビア沖で4日に移民少なくとも1800人が救助されたと発表している。(c)AFP

最終更新:10/6(木) 17:06

AFPBB News