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恐竜モニュメント壊される 足折れ、ついには頭部も…肩落とす制作者

福井新聞ONLINE 10/6(木) 8:31配信

 福井市中央1丁目のガレリアポケットに通じる歩行者専用通路入り口に置かれていたペーパークラフトの恐竜モニュメントが壊されているのが見つかった。近くの商店街が設置したもので、首がもげ、足は折れ曲がった無残な状態。制作した内藤秀信さん(62)は「残念。修理して再度展示したい」と肩を落としている。

 通路はハピリン側の福井駅前南通り商店街からガレリア元町商店街に通じる通路で、今年3月末に供用が始まった。駅前南通り商店街が、同商店街で文具店を営むペーパークラフト作家の内藤さんに制作を依頼し、5月ごろに設置した。

 フクイサウルスとフクイラプトルの2体で、通路入り口の左右に設置。それぞれ全長約2メートル、高さ1メートルで越前和紙製。耐久性を高めるため表面が繊維強化プラスチック(FRP)で覆われていて「何もなければ10年でも、20年でも持つ」(内藤さん)という。

 壊されたのはフクイラプトルのモニュメントで、1カ月ほど前に内藤さんが気が付いた。当初は足が折れている程度だったが、次第に頭部がもぎとられるなど破損がひどくなった。内藤さんによると、週末の深夜にモニュメントにまたがる若者の姿が目撃されたという。

 4月のハピリンオープン以降、駅西口周辺の人通りも増えていて、客を迎える“こま犬”のような存在だったモニュメント。内藤さんは「壊した人に反省を促したい」と修理するまで、しばらくそのままにしておくという。同商店街では、再発防止を図るため防犯カメラを設置し、夜間にモニュメントを照らす照明を設置する。

最終更新:10/6(木) 9:33

福井新聞ONLINE