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「ヤフーメールの全受信メールを監視していた」ヤフー元社員が証言

AbemaTIMES 10/6(木) 17:00配信

(C)AbemaTV

アメリカのインターネット検索大手「Yahoo!」が、情報機関からの要請を受けて、ヤフーメールの受信メールをすべて監視していたとロイター通信が報じた。

ヤフー元社員によると、「ヤフーメールのすべての受信メールを、内密に作った専用ソフトで監視していた」(ロイター通信)、米国家安全保障局(NSA)やFBIの要請で数億にのぼるアカウントのヤフーメールを監視していたとのことだ。これら情報機関は、メール・添付ファイルから特定の文字を検索するよう求めていたとされる。しかしながら、どのような情報が求められていたかということや、他の企業に同様の要請があったかなどは明らかになっていない。

これを受け、監視活動の専門家は「全メールの監視要請に応じたケースが明らかになったのは米企業として初めて」と指摘。またヤフー元社員は「情報機関の要請に応じるCEOの決定に一部幹部が反発し、情報セキュリティー責任者の辞任に至った」と証言している。一方、ヤフー側はロイター通信の取材に対し、「ヤフーはアメリカの法律を遵守している」との声明を出し、それ以上のコメントはしていない。

テロなどの犯罪対策・国家安全という点とプライバシーを侵害されない個人の権利という点、この2つについて考えなければならない今回の問題。現地ではどのように受け止められているのか。

ニューヨーク在住のジャーナリスト・安部かすみさんは「信じられないなど、驚きの声が一番多い」と述べた。またその上で、昨年Apple社が、犯人が持っていた自社製品であるiPhoneのロックを解除するよう捜査当局から要請された際に断固拒否した件、またそれに追随して他のIT企業もプライバシーを守る姿勢を示した件を踏まえ、「それなのになぜヤフーだけ?」という疑問を市民は抱いているのではないかと指摘した。

最終更新:10/6(木) 17:00

AbemaTIMES