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高経大 囲碁の授業 伊勢崎出身・三谷七段が講師

上毛新聞 10/6(木) 6:00配信

 高崎経済大(群馬県高崎市上並榎町)が来年度からプロ棋士による囲碁の授業をカリキュラムに導入することが5日、分かった。伊勢崎市出身のプロ棋士、三谷哲也七段(31)が講師を務め、少人数のゼミ形式で行われる。論理的思考や大局観を身に付けさせるのが狙いという。

 囲碁の未経験者を対象とした授業で、三谷七段がルールや基本的な戦略を説明したり、学生同士の対局を解説する。2単位が与えられる。

 プロ棋士による囲碁教育は、東京大が2005年度に始めたのを皮切りに、慶応大や早稲田大、東京工業大、京都大など全国27大学で行われている。高経大は5月中旬から、日本棋院(東京都)と講師派遣や授業内容について協議を重ねた。

 高経大の高木賢理事長(73)は「囲碁は局面全体を見渡して、細かく綿密に思考することが求められる。学生に論理的な思考を身に付けてもらいたい」とコメントしている。

 大学での囲碁教育の広がりは、競技人口の減少に危機感を抱いた日本棋院が普及活動に取り組んでいることが背景にある。日本棋院県支部連合会の柴山雄二郎会長(73)は「囲碁は物事を俯瞰(ふかん)する視点が磨け、子どもや学生の能力を伸ばす力がある」と囲碁の教育的効果を強調。「高崎経済大を皮切りにして、県内大学で導入の動きが広がってくれれば」と話している。

最終更新:10/6(木) 6:00

上毛新聞