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【ブラジル】交通事故死減少 制限速度下げが好影響

サンパウロ新聞 10/6(木) 5:19配信

 サンパウロ州内の交通事故に関する情報を収集、分析する州の機関「Infosiga―SP」のデータによれば、同州内では交通事故による死亡者の数が昨年に比べて減少している。4日付伯メディアが伝えた。

 同機関によれば、2016年1~8月には同州内で約12万8000件の交通事故が発生、3867人が死亡したが、この死亡者数は15年同時期に比べて5・5%少ない。サンパウロ市内における今年1~8月の交通事故による死亡者数は645人。昨年同時期に対する減少率は州全体(5・5%)の3倍、16.7%に上った。

 ただし、サンパウロ市内では9月だけで103人が死亡した。車同士の衝突と歩行者が車にひかれるという事故が、最も死亡につながっている。主な犠牲者は徒歩あるいはオートバイに乗った若い男性。今年8月にサンパウロ市内で亡くなった交通事故犠牲者の71%は男性、27%は18~29歳だった。また、歩行者は51%で、20%はオートバイなどに乗車中だった。

 交通事故による死亡者数の減少について専門家らは、各道路における制限速度の引き下げがその一助になっているとの見方を示している。専門家らによると、速度が上がれば事故によって死亡する人の数も増える。死に至る危険性は時速32キロメートルでは5%だが、時速45キロメートルでは48%に、時速64キロメートルでは85%に達する。

 サンパウロ市内では、マルジナル・ピニェイロスの最高速度が15年7月20日に時速70キロメートルから同50キロメートルに引き下げられたほか、主要道路で制限速度の見直しが行われてきた。しかし、先の選挙で次期市長に決まったジョアン・ドリア氏はこのマルジナル・ピニェイロスをはじめとする道路の制限速度を、市長就任後の17年1月に引き上げると公言している。

サンパウロ新聞

最終更新:10/6(木) 5:19

サンパウロ新聞

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