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bloodthirsty butchers、発売20周年に『kocorono最終盤』

MusicVoice 10/6(木) 20:52配信

 ロックバンドbloodthirsty butchers(ブラッドサースティ・ブッチャーズ)が、1996年10月23日にリリースした『kocorono』の発売20周年を記念した『kocorono最終盤』を23日にリリースする。

 「2月」から始まり「12月」で終わる11ヶ月の心象風景が綴られた『kocorono』は、高い楽曲のクオリティと文学性の高い物語の世界観、コンセプトの秀逸さも相俟って、発表当初から数多くのアーティストやクリエイターたちからも熱烈に迎え入れられた作品として知られる。2010年3月に発売された『kocorono 完全盤』には「1月」が加わり、12曲入りとなった。

 今回の最終盤は、三方背スリーブケースは漆黒の重厚感あふれる貼り箱仕様。封入の84ページブックレットは文庫本を模したデザインとなっており、内容は書き下ろしライナーノーツ、スペシャル・インタビューの他、96年『kocorono』発売時、2010年『kocorono完全盤』発売時のインタビューの再録等を収録。

 13年5月に吉村が急逝した際は、訃報を聞きつけた横山健や、くるり岸田繁や多くのアーティストから追悼の声が寄せられた。

 そして、今回の発売に先駆け「kocorono最終盤 特設サイト」も開設された。このサイトではリスナーからの投稿を大々的に募集しており、吉村の孤独な心象風景であった『kocorono』を通じて、リスナーひとり一人に根付いた自分だけの“kocoronoの物語”を共有し、未来のリスナーへと語り継いでいくという。

◇bloodthirsty butchersとは 吉村秀樹(Vo、Gt)、射守矢雄(Ba)、小松正宏(Dr)、田渕ひさ子(Gt)からなるロックバンド。パンクロックをベースに、日本の風土が生んだ、独創性あふれるロックンロールを奏で続けるバンド。86年札幌で結成、90年に1stアルバム『BLOODTHIRSTY BUTCHERS』を発表。91年米バンドFUGAZIとの共演を機に上京、米ワシントン州オリンピアKレコードからの音源発売、USツアーを敢行。94年にメジャーデビュー、96年『kocorono』を発表。97年にLESS THAN TVより『bloodthirsty butchers & fOUL split LP』をリリース。03年『荒野ニオケルbloodthirsty butchers』発表後ツアーに元NUMBER GIRLの田渕ひさ子がゲスト参加、そのままバンドに加入し4人編成となる。11年、川口潤監督によるドキュメンタリー映画『kocorono』が全国劇場公開された。13年5月27日、リーダー吉村が急逝、すでに完成していた通算13作目となる新作『youth(青春)』をバンド結成の記念日である11月14日に発売した。

最終更新:10/6(木) 20:52

MusicVoice