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宇多田ヒカル、母・藤圭子の他界以来初めて書いた歌詞を明かす。曲中の“あなた”は「母親」

E-TALENTBANK 10/6(木) 21:11配信

5日放送の日本テレビ系「NEWS ZERO」で、宇多田ヒカルが同番組のテーマ曲「真夏の通り雨」に込めた思いを語る一幕があった。

番組では、宇多田が「人間活動に専念する」として芸能活動の休止期間中でもある2014年にテーマ曲の制作を依頼していた。今年1月に「真夏の通り雨」のデモ音源が届いたが、宇多田にとって同曲は2013年に母である藤圭子さんが他界して以来、はじめて歌詞を書き上げた曲なのだという。

メーンキャスターの村尾信尚が、どういう思いで作り上げた曲なのかと質問すると、宇多田は「美しい日本語って思える歌をつくりたいなと思って書きはじめました」と答えた。しかしニュース番組に合う歌詞になっているのかと心配だったのだそう。これには村尾も同じ思いを抱いたのだと応じた。

しかし宇多田は「ニュースって結局人のこと」だとして、人の感情や人の現在などの思いを歌う歌でも「意外といいのかな」と気付いたのだそう。

すると村尾は歌詞の中に出てくる「あなた」とは具体的に誰のことを指すのかと質問した。宇多田は「私にとっては母親」としながらも、いろいろな人に思いを馳せて欲しいのだとした。さらに歌詞の中での「私」は40代から50代の女性で、自分が前に進むためにその人を置いていかなければならないというつらい状況下で、過去をふり返るイメージであるとも語った。

これには村尾も「つらい悲しい思いから抜け出していこう、立ち上がっていこうという思いを感じる」と答えて「非常に感情移入できる曲」と続けると、宇多田は「そう言ってくれたらすごく嬉しいです。ホント、最初心配だったので」と笑顔で答えた。

宇多田の生演奏を実際に傍で聴いたという村尾は「ひとつひとつの音、言葉にかける真剣さが伝わってきた」と感想を述べた。また「宇多田の話は論理的で時計の歯車を回すように頭の中に入ってくる」と絶賛し、「人間活動」という経験を得たことによる宇多田の音楽が、より多くの人の共感を得るだろうと話題を締めくくった。

最終更新:10/6(木) 21:11

E-TALENTBANK