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小池都知事の定例会見10月7日(全文2完) 豊洲市場問題について聴取進める

THE PAGE 10/7(金) 21:46配信 (有料記事)

市場問題の責任追及について

東京新聞:恐れ入ります。10月の幹事社の東京新聞のイシカワから、豊洲市場に関して2問、お伺いいたします。まず1つ目ですが、知事が今おっしゃられた問題点の整理の中で、5番目に地下空洞問題としまして、原因究明と責任追及について言及がございました。すでに専門家会議と小島先生のプロジェクトチームがあると思うんですけれども、責任追及についてはどのようなところで議論をされて、どのように決定していくのか、またいつごろをお考えなのか、教えてください。

小池:前回の報告、月末に報告が出ました。それによって、いつ、誰が、どこで、何をというのがまだまだ究明されていないと。自己検証であったという、ある種の限界を露呈したかとは思います。で、これはヒアリングということで、今の市場関係者を含めたヒアリングということで、強制力がございませんでした。

 そこで監察手続きということを含めまして、これからのヒアリング、これはヒアリングというよりは聴取というニュアンスのほうが強いかと思いますけれども、それを進めてまいるところでございます。ですから専門家会議においては、今回、地下水のモニタリング結果が環境基準を超えて初めて出てきた点、これについて。また、地下の空洞が出てきたことについて、どうすれば本当に環境面の安全が保たれるのかどうか。それから小島座長によるプロジェクトチームについては、こちらは建築の専門家の方々にもお入りいただいております。

 そういうことで地下空洞を造ることによって、結果として建物としての安全性は確保できているのか、もしくはそれは強化されているのかといったような点を、それぞれ役割は違いますけれども、また総合的な判断でありますけれども、環境の安心・安全、食の安心・安全、建物としての安心・安全、それと同時に都庁という組織の縦割りの問題であったり、連絡の不備であったり、責任者がいなかったり、自分が責任であるのにもかかわらず、それを認識していなかったりという組織論の話と、いくつもございますので、それぞれの平田先生のところ、小島先生のところ、それから組織としての問題点の在り方、そしてそれをさらに追及していく上には、この3つそろって初めて可能だと思います。

 で、追及はしっかりしていきます。と、同時にやはりどのような形で市場関係者の方々も、追及もいいけれども、じゃあどうしてくれるんだいっていう声が聞こえます。その意味で、そういった数値などを含めて科学的な検証などを含めながら、今後の判断をしていきたいというふうに考えております。

東京新聞:もう1点、お願いします。今、知事からお話のございました、自己検証の限界というふうなお話もございましたけれども、まさに今、開催中の都議会の常任委員会の中で、自己検証報告書についての疑義が提示される事態がございました。具体的には報告書では建物の地下に地下水を浄化する作業空間を設けることにつきまして、技術会議が独自に提案したというふうに書かれていましたけれども、先ほどの東京都側の答弁では、実際は東京都からの提案でありまして、報告書の記述は間違っていたというふうなお話がございました。これに対する知事の受け止めと、この記述の修正を含めまして、今後のこの報告書の取り扱いについてお伺いいたします。

小池:委員会のやり取りの中で、また私の所信表明から代表質問から、そして今回の委員会でのやり取りなどを通じて、さまざまな懸念が出てきたところでございます。そしてその答弁が十分でなかったというのは、もう本当に残念、遺憾としか言いようがございません。そしてまた今、答弁者をしている市場の担当部局も報告書を作りながら、また今回の答弁に答えながらということで、いっぱいいっぱいのところで頑張っているんだろうとは思いますが、しかしもう少しきちんと整理をして、ここは市場そのもの、市場の部局そのものが問われていることだと思いますので、人数の強化もしていかなければならないとは思いますけど、先ほどのお伝えしたように。しっかりと都民に対して、そして都民の代表である議員の方々に正確な情報を伝えるようにしてほしいと、こう思います。

 それから今日も取り上げられておりましたけれども、いわゆるのり弁、黒塗りの箇所が多い資料が出てきて、かつて請求された資料でございます。もう一度、先方のあることで、例えばプロポーザルの関連ですと、それはいろいろと企業秘密というか、企業の競争の部分に抵触する部分もございます。しかしながら、先方の了解が取れるならば、私はそのおのりを取ってもいいんじゃないかと。ていうか、取るべきだと思います。
 で、今、行われていることは情報をいかにして伏せるかではなくて、むしろ出すことが私は都庁の、そして都政の信頼回復につながる道ではないかと、このように思っています。さもなければずっとこれが続いて、あいつが悪いんじゃないか、こいつがああ言ったとか、それが続くのは、私は都政にとっても不幸だし、市場問題の解決にとっても不幸だというふうに思っておりますので、よりいっそう情報公開を進めるように督促したいと思っております。

東京新聞:すいません。今のお話の中で、報告書の記述に間違えがあったということを受けまして、何かその報告書の修正ですとか、その報告書自体の何か取り扱いについてはお考えはございますでしょうか。

小池:それについては今、会議中でございます。そこは全体をもう一度チェックし直した上で、さらに、今回出したのは自らでこの報告書を作り上げたというところでございますけれども、第2段階としての報告書をまとめることができればと、このように思っております。それによって1回目の報告書をさらに肉付けした形でお出しできるのではないかと考えております。

東京新聞:ごめんなさい、追加で。今、第2段階の報告書とおっしゃられたんですけれども、それはいつごろ出す方向でお考えでしょうか。

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最終更新:10/7(金) 21:48

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