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【ドイツ】ドイツ銀、国内で1千人追加整理 事業再編とコスト削減で

NNA 10/7(金) 11:45配信

 独金融最大手ドイツ銀行は6日、年内にドイツで新たに1,000人を整理すると発表した。同行は6月にも国内で3,000人を整理する計画を明らかにしており、これに追加での整理となる。
 ドイツ銀は2020年までの事業戦略の中で、事業再編とコスト削減に向け世界で9,000人を削減する方針を打ち出しており、国内での人員整理計画もその一環。今回の1,000人のうち、450人はチーフ・オペレーティング・オフィスが対象で、残りは人事、広報・企業社会責任、資産管理、グローバル市場・企業ファイナンス、調査の各部門で整理する。
 ドイツ銀行は、米司法省から住宅ローン担保証券(RMBS)の販売をめぐる問題で140億ドルの和解金支払いを求められている問題もあり、資本基盤に対する懸念が浮上。同行の株価は過去30年間で最低の水準に落ち込んでいる。こうした中、ガブリエル副首相兼経済・エネルギー相は先に、数千人の従業員を失職の危機に陥れているとして経営陣の無責任を批判している。
 なお、ロイター通信が独金融情報サービス会社プラトー・ブリーフのレポートを元に伝えたところによると、ドイツ銀はRMBS問題をめぐる和解金を40億~50億ドルに減額するよう米司法省に交渉しており、10月末までの合意を目指している。同社はこの支払いに向け、ボーナスの支給停止や増資を検討しているという。[労務]

最終更新:10/7(金) 11:45

NNA