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吉本新喜劇、井上竜夫さんが死去 74歳 たつじいの愛称、おじゃましまんにゃわ

デイリースポーツ 10/7(金) 14:38配信

 「おじゃましまんにゃわ」などのギャグで人気を博し、“たつじい”の愛称で親しまれた吉本新喜劇の俳優井上竜夫(いのうえ・たつお、本名龍男)さんが高度肺気腫のため亡くなったことが7日、分かった。74歳だった。亡くなる前日は家族とテレビを見ながら談笑し、「また明日」と告げた後に容体が急変したという。

【写真】若かりし頃の井上竜夫さん

 老け役一筋の名優が逝った。井上さんは兵庫県尼崎市出身。1963(昭和38)年に新喜劇に入団した。当時、20代前半だったが、若い頃から老け役を担っていた。入団当初は演出家の竹本浩三氏に「若い役をやりたい」と願ったというが、竹本氏が「君は老け顔やし、老け役のほうが長持ちする」とすすめた。井上さんは悩みつつも、高校時代から演劇少年で当時から50代の役を演じ、「ギャップの大きさが面白い」と老け役にはまっていった。

 定番ギャグは「おじゃましまんにゃわ」。劇中、人の家に入るときに「お邪魔します」というのを独特のイントネーションで発声し、新喜劇の全員がコケるという定番中の定番ネタで笑いを取った。

 竹本氏が大阪で行われたファッションショーに関わった際、裏方の男性で語尾に「にゃわ」を付ける人物がおり、井上さんに「竜、ギャグやるわ」と井上さんに伝えたのが始まりだったという。井上さんは当初、「ウケますかね」と半信半疑だったが使い続け、新喜劇メンバーの協力もあって結局これが代表的なギャグとなった。

 ABCテレビで1990年代に放映されたダウンタウンがメーンの番組「夕焼けの松ちゃん浜ちゃん」で、松本人志、浜田雅功とも共演していた。

 通夜は6日に、告別式も7日に兵庫県尼崎市内で密葬で営まれた。亡くなったのは5日早朝。兵庫県西宮市内の病院だった。

最終更新:10/7(金) 15:55

デイリースポーツ