ここから本文です

ホンダ・ヤマハのHY戦争、35年を経て完全終結に至ったのはなぜ?

投信1 10/7(金) 15:45配信

ホンダとヤマハ発動機が原付バイクの提携を発表

10月5日にホンダ <7267> とヤマハ発動機 <7272> が、国内における原付一種二輪車の領域に関する共同リリースを発表しました。

原付一種とは、「排気量50cc以下のエンジンを搭載する二輪以上の乗り物」と定義されていますが、実際のところは、50cc原付スクーター(通称「原付バイク」「原チャリ」)を意味します。なお、50cc原付スクーターの市場は、海外にはなく、日本国内のみと考えていいでしょう。

今回発表されたのは、1)現行の50cc原付スクーターのOEM供給(ホンダからヤマハ発動機へ)、2)次期モデルの共同開発、及び、OEM供給(ホンダからヤマハ発動機へ)、3)原付一種クラスの電動二輪車普及に向けた協業、の3点です。

かいつまんで言うと、ヤマハ発動機は50cc原付スクーターの生産から撤退し、ホンダ製品のOEM供給を受けるということです。

減少が続く国内2輪車市場、原付バイクはピーク時の1割未満に

国内の2輪車(オートバイ)市場は、減少傾向に歯止めが掛かりません。ピークだった1982年には329万台を記録しましたが、2015年は約37万台強に止まり、リーマンショック直後に激減した2009年、2010年を下回る需要となりました。戦後の“焼け野原”時期を除くと、恐らく、過去最低の数字と考えられます。

その中でも、とりわけ原付一種の落ち込みが顕著です。ピークの1982年には約278万台強でしたが、2015年は約19万台強へと、実に▲93%以上の大幅減少となっています。この35年間で原付スクーターの市場が消失したと言っても過言ではありません。

両社の提携は単なる不採算部門のテコ入れ策なのか?

今回、ホンダとヤマハ発動機が原付一種に関する協業に踏み切ったのは、普通に見れば、“市場規模が縮小したから、不採算部門の見直しの一環で両社が合意した”となるでしょう。

しかし、両社が50cc原付スクーターで協業することは、過去の経緯を知る人々にとっては、青天の霹靂であり、様々な複雑な感情が入り混じっているのではないでしょうか。

1/2ページ

最終更新:10/7(金) 15:45

投信1

チャート

ホンダ7267
3375円、前日比+45円 - 12/7(水) 15:00

チャート

ヤマハ発動機7272
2719円、前日比+9円 - 12/7(水) 15:00

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。