ここから本文です

【10月25日上場】「JR九州」の初値を予想 マイナス要因にも注意

マネーの達人 10/7(金) 5:27配信

新規上場 JR九州

2016年10月25日(火)に上場することが決まりましたJR九州(銘柄コード9142)。

国土交通省所管の鉄道建設運輸施設整備支援機構が100%株式保有している、いわゆる民営化株です。

民営化株はIPOで儲かると言われており、例えば、NTTは公募価格が119万7000円に対して160万円の初値をつけました。

その後も、昨年上場した郵政3社は記憶に新しく、日本郵政が公募価格1400円で初値1631円。

ゆうちょ銀行は公募価格1,450円で初値が1,680円。さらに、かんぽ生命に至っては、公募価格が2200円に対して2929円で初値騰落率が33.14%でした。

そんな大型IPOの民営化株 JR九州は注目です。

申込期間(ブックビルディング期間)

いよいよ6日に仮条件が決定後、7日から14日までブックビルディング期間(申込期間)ですので、この7日から14日までに申し込みをして結果を待ちます。

【スケジュール】
10月6日 仮条件決定
10月7日~14日ブックビルディング期間(申込期間)
10月17日 売出価格決定
10月18日~21日 申込期間
10月25日上場

価格が幾らで決まるかということも とても重要だと思います。想定価格は2450円です。

想定指標・比較

上場時の想定指標は

PER 10.26
PBR 1.4

ここでJR3社との比較をしてみますと、PERもJR東日本・西日本・東海と比べて割安感はない感じです。

売出価格割れはないかと思いますが、業績面からみると、なんとも言えない感じです。

JR九州は鉄道運輸が赤字となっており、利益を出している大部分が駅ビル不動産です。また、建設や外食事業など、鉄道以外で収益を上げています。鉄道会社ですが、実質は不動産銘柄?

その辺も踏まえて、初値は 地合いによってはマイナスになる可能性もあります。

ですが、今回野村証券の主幹事で、大きくは外さないと思いますので、初値は+5%~-5%あたりでしょうか。

発行部数が多いので上がりにくい場合も

ただし、大型上場の郵政3社 LINEも予想に反して上がりましたので、難しい判断になるかと思います。どうしても発行株数が多い為、なかなか上がりにくいというのも現状です。

上場後としましては、流動比率100%となり、ますます注目ですし、JR九州は 配当と株主優待制度もあり、50%割引きの鉄道株主優待券など、盛りだくさんで、個人投資家には嬉しいですね。

大型IPOはとても注目されるイベントですので、お祭りを楽しんで、九州の発展、地方創生を応援していきましょう。(執筆者:殿村 純奈)

最終更新:10/7(金) 5:27

マネーの達人