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火星に最初に到達するのはボーイングのロケットだ:CEO語る

sorae.jp 10/7(金) 9:00配信

スペースXが発表した、壮大な火星移住計画。同社の計画では2024年にロケットを打ち上げ、2025年の火星到着を目指しています。しかし、火星開拓を目指しているのはスペースXだけではありません。ボーイング社のCEOは5日、「ボーイングのロケットこそが最初に人類を火星に到達させるだろう」と宣言したのです。
 
この受け答えは、シカゴで開催されたカンファレンス「Whats Next」にてボーイング社CEOのDennis Muilenburg氏が行いました。同社は長年宇宙開発に携わっており、月に最初に人類を運んだサターンVロケットの第一段を製造したこともありました。またスペースシャトル計画やISS(国際宇宙ステーション)にも関わっています。
 
そして現在、ボーイングはNASAの大型打ち上げロケット「SLS(スペース・ローンチ・システム)」の開発/製造に参加しています。このSLSは火星の有人探査への利用も計画されており、最初に火星に到達する人類とはこのSLSの乗組員のことを指しているようなんです。
 
ただし、NASAによるSLSでの火星有人探査は2030年代半ばを予定しています。これは、スペースXの2024年~2025年よりも遅いもの。つまり、ボーイング関係者はスペースXの計画が予定通りには進まないだろうと見ているようなんですね。
 
スペースXは将来の計画に非常に「楽観的」で、同社CEOのイーロン・マスク氏は2011年に、「3年以内に有人宇宙探査を行なう」と発言。しかし、現時点でその計画は2018年以降にまで遅れています。また同社の大型ロケット「ファルコン・ヘビー」の打ち上げも、当初の予定の2013年~2014年からズルズルと先送りされています。
 
現在はNASAやスペースXだけでなく、アマゾンCEOことジェフ・ベゾスが率いるブルー・オリジンも月などの衛星・惑星探査も可能な「ニュー・グレン」、そしてさらに大型な「ニュー・アームストロング」の計画を明かしています。果たしてどの計画が最初に火星へと到達するのか…。その様子を、私たちは生きているうちに見られそうなことはなんとも幸運ですね。

最終更新:10/7(金) 9:00

sorae.jp

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