ここから本文です

三船美佳の父、三船敏郎は超男前だった!4K『七人の侍』デジタルリマスターで見る

dmenu映画 10/7(金) 12:01配信

三船美佳の、あのパパが生き返った!?  男っぷりも滑舌も驚くほどクリア、今さらだなんて言わないで!

“三船美佳”の“パパ”。と言っても、あの半ば一方的に離婚させられちゃった彼女の夫ではございません。美佳さんの本当のパパ、三船敏郎を始めとする“七人の侍”が見事に、鮮やかに蘇りましたのですよ! 『七人の侍』も、黒澤明も興味ない。ボロボロでボサボサの浪人やら野武士みたいのが、ヨレヨレでフラフラの農民たちとチャンチャンバラバラやるやつでしょ? って怪訝な表情されてる方、もちろんいらっしゃるでしょうけれどね。それ、もったいないです。時代劇や剣劇なんて興味なくても大丈夫(私もそのひとり。あ、爽快アクションは多少好きですけれど)。ストーリー展開の巧みさと鮮やかさ、魅せる役者たち、惚れぼれする構図、そしてそこに流れる野太いメッセージ……どこを取っても、めちゃめちゃ面白い。言っちゃあなんだが、スピルバーグもルーカスもコッポラも大好きな黒澤作品です。で、なぜそれを今を観ていただきたいのか? これから説明しますね。

勘兵衛の所作、その鮮やかな顛末と画期的スローモーション  村の長老のド眼力と低く響く槌音……前半から息つく暇ありませんから

戦国時代、夜盗に身をやつした野武士たちに麦や米を狙われたある農村が舞台。農民たちは、夜盗から村を守るために「侍」を雇うことを思いつきます。それでなくても食うか食わぬかの貧農が、浪人とはいえ侍を雇えるのか? 確かに無謀な話。初老の侍、勘兵衛(志村喬)も、米を報酬に命を差し出すわけにはと渋るものの、側で呑んだくれて農民をむしろ見下していた人足の「自分たちは稗食ってお前さんたちには白い米食わしてるんだ!」という咄嗟の言葉に揺さぶられ、「この飯、おろそかには食わんぞ」と決心。村を守るには最低7人が必要だと算段し、一人一人リクルーティングするまでが前半。浪人たちは、米を目当てというよりは勘兵衛の何がしかに惹かれて集まってくるのですが、勘兵衛のどこにその魅力があるのか? という点も事前にちゃーんと納得行くようになっている筋運び、こうした米にまつわるやり取りで進められる展開に一寸の無駄なし。ここまでほとんど刀は抜かず。お手並み鮮やかな黒澤監督なのです。

1/2ページ

最終更新:10/7(金) 12:01

dmenu映画

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

失うことで不完全さの中に美を見出した芸術家
画家のアリッサ・モンクスは、未知のもの、予想しえないもの、そして酷いものにでさえ、美とインスピレーションを見出します。彼女は詩的で個人的な語りで、自身が芸術家として、そして人間として成長する中で、人生、絵の具、キャンバスがどう関わりあってきたかを描きます。 [new]