ここから本文です

原料炭の10~12月積み交渉、微粉炭は1.8倍の高値決着。JFEが先行合意

鉄鋼新聞 10/7(金) 6:00配信

 難航している10~12月積みの原料炭価格交渉で、まず高炉吹き込み用炭(PCI用)が決着した。JFEスチールは6日までに、豪ピーボディー社とPCI用炭を7~9月価格の1・8倍となる1トン133ドルとすることで合意した。高騰しているスポット取引価格に連動させた形で、難航しているコークス主原料の強粘結炭の価格交渉にも影響を及ぼしそうだ。

 PCI用炭は高炉に直接吹き込む微粉炭。日本の高炉メーカーは主に低揮発炭を使っている。JFE―ピーボディの合意を受けて、他の交渉も同用の価格で決着する見通しだ。
 PCI炭が130ドルを突破したのは、2013年4~6月期以来、3年半ぶり。100ドル超も14年7~9月期以来となる。
 アジアの高炉メーカーでは日本のほか、韓国や中国もPCI用炭の使用を増やしている。こうした堅調な需要が続く中で、強粘結炭に連動する形で8月以降、スポット取引価格が上昇していた。

最終更新:10/7(金) 6:00

鉄鋼新聞