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今年はエサ不足 県がクマ緊急対策会議/富山

チューリップテレビ 10/7(金) 11:13配信

 4日、上市町でクマが出没し、今年初めて人身被害が出たことから、県は6日、緊急の対策会議を開き、クマのエサが不足している現状をふまえ、人里に引き寄せる要因をなくすよう呼びかけました。

 6日開かれたツキノワグマ緊急対策会議には、県の自然保護課の職員や各市町村の森林組合などからおよそ50人が出席し、今年のクマの出没状況について情報を共有しました。
 4日、上市町では、建設作業中の男性や農作業をしていた女性が相次いでクマに接触し、今年初めての人身被害が出ました。
 いずれもかすり傷程度のけがでしたが、10月に入ってから6日までに寄せられたクマの目撃・痕跡情報は16件と、去年の同じ時期の0件を大きく上回っています。
 そのうち、14件は県東部で、専門家は、今年はツキノワグマのエサとなるブナやミズナラが凶作で、食べ物を求めて人里に降りてくる可能性が高いとみています。

 「こんな所にクマが…という所で、特に事故が起きる。山間部はふつうにクマがいる所なので、地域の人たちもクマも逃げ道を知っている。パニックにならない。誰にでも起きる、どんな所でも起きる事故だと思って。特に今年は気をつけていただきたい」(県自然博物園・赤座久明管理員)

 県は現在、出没警報を出して、木に実ったままの柿の実やクマの通り道となる河川敷の草を刈るなどして、人里に引き寄せる要因をなくすよう呼びかけています。

チューリップテレビ

最終更新:10/7(金) 11:13

チューリップテレビ