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深海魚と新種のサンゴが神秘的…ハワイにある人類未踏の海底火山探検!

ギズモード・ジャパン 10/7(金) 20:10配信

そこは、ユニークな生き物たちが暮らす、海の底の不思議な世界。

潜水艦乗務員3名が、高さ約4kmの海底火山「Cook Seamount」を訪れたのは、今月初旬のこと。そこに広がるのは、リゾート地を象徴するようなターコイズ色の海水ではなく、深く真っ暗な水中のジャングル。

水面から数キロメートルの地点では、栄養に富んだ水が深海生物の豊かな暮らしを支えているようです。非営利団体コンサベーション・インターナショナルが率いる調査チームによって、稀少な深海魚や、新種の可能性がある紫色のサンゴなどが発見されました。

これまでは人類未踏の地であった、水中の死火山「Cook Seamount」の山頂付近は、太平洋の水面から1km弱に位置します。太陽の光が届くことはない暗闇のなかを時折、生物発光した生き物が通り抜けるのだとか。

海洋生物を目の前にした調査員たちも思わず「Wow!」「No way!」「God!」と感嘆の声をあげてしまうくらい、神秘的な映像がこちらです。

リンク:https://youtu.be/jtPo9zi4Uhs

こちらはコンサベーション・インターナショナルが公開した、Cook Seamount付近の海底を撮影した動画です。

動画の最初に登場するのは、「オオクラゲダコ」。ディズニーの某人気キャラクターのように耳をぱたぱたと動かしながら泳ぐ姿から、英語では「Dumbo octopus」なんて呼ばれているようです。色を変えることができる、稀少な深海生物です。

続いて登場するのは、全長6mほどに成長するという巨大な「オンデンザメ」。

最後は、数億年ものあいだ深海に生息していることから生きる化石と称されている「ムラサキギンザメ」の姿が映し出されています。

こちらの画像は、調査員たちが深海から持ち帰った紫色のサンゴのサンプルです。なんと、新種である可能性が示唆されています。ちなみにサンゴに絡み付いているのは、「クモヒトデ」です。

こうした調査から私たちが学べることは、深海が日常生活から遠く離れているからといって、決して退屈で生気のない無駄な地ではないということ。むしろ、ユニークな生き物たちが暮らすこの地球の一部を、保護しようとすることが重要だと再認識させられます。

top image by Conservation International via YouTube

source: Associated Press

Maddie Stone - Gizmodo US [原文]

(Rina Fukazu)

最終更新:10/7(金) 20:10

ギズモード・ジャパン