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横浜伸銅、自動丸棒切断機を新設

鉄鋼新聞 10/7(金) 6:00配信

 権田金属工業グループの非鉄金属流通である横浜伸銅(本社・神奈川県横浜市神奈川区、社長・権田源太郎氏)は、棒材用の自動切断機を新設する。新鋭機を投入して作業効率の向上と加工精度を引き上げるほか、試作案件などの新規需要分野の取り込みを狙う。すでに設備搬入は完了しており、来月からの本格稼働を目指す。

 横浜伸銅は本社工場にバンドソーやチップソー、フライス加工機などの各種加工機を保有し、伸銅品やアルミ、マグネシウム、ステンレスなどの材料販売を展開している。また協力会社を活用した加工品販売にも注力しており、京浜地区を中心に素材から加工品まで幅広くワンストップで提供できる体制を整えている。
 このほど導入したのは、直径150ミリまでの棒材に対応する自動切断機「KBS―150」(山本金属産業製)。主に銅・銅合金の丸棒切断加工を想定している。既存設備に比べて加工速度が向上しており、作業時間が平均5倍短縮できる見込み。また品質面も公差プラスマイナス0・1ミリまでの高精度化を実現しており、加工断面の品質も飛躍的に向上する。
 新設備に対する投資金額は約2千万円。導入に当たっては国のものづくり補助金を活用し3分の2の補助を受けた。現在試運転に入っており、来月から本格的な設備稼働に移る考え。
 権田社長は「京浜工業地帯の町工場が減少傾向を歩む中、われわれもユーザーに求められるようにサービスの質を引き上げていくことが必要」と新設備導入の経緯を説明。その上で「現状、試作ニーズなどに対応するべく提案活動を推進している。幅広いユーザーに当社の機能を提供していきたい」とした。

最終更新:10/7(金) 6:00

鉄鋼新聞