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F1日本GP(鈴鹿)を数倍楽しむ注目ポイントはこれだ!ホンダの上位入賞にも期待

オートックワン 10/7(金) 21:27配信

週末に鈴鹿サーキットで行なわれる日本GPを楽しむために、週末の注目点を、どうぞ!!

佐藤琢磨も登場したMcLaren-Honda ドライバーアピアランス他

◆マクラーレン・ホンダに乗るフェルナンド・アロンソは、前戦のマレーシアGPを、エンジン交換でグリッド後退ペナルティを受けてビリ(22番手)からスタートしたが、1周目で10位に大躍進する素晴しい腕前を披露、好レースを展開して7位でゴールした。ホンダのお膝元である鈴鹿の好レースを期待しないわけにはいかない。

◆同じくマクラーレン・ホンダに乗るジェンソン・バトンは、前戦のマレーシアGPが300戦目のF1GPだった。301戦目の鈴鹿は、新たなスタート。

◆21戦で戦われる2016F1GPの17戦目が鈴鹿サーキットの日本GP。残り5戦でタイトル争いがますます激化。凄まじいバトル連発のレースが約束されている。

◆鈴鹿サーキットは、ドライバー全員が“チャレンジング”と高評価する名コース。数々の名場面の舞台となっている。世界でも珍しく立体交差を持つサーキットで、誕生は1962年。

◆鈴鹿サーキットで始めてF1GPが行なわれたのは1987年。日本人初のフルタイムF1ドライバーの中嶋悟が凱旋したそのレースを目の当たりにした佐藤琢磨がカルチャーショックを受け、レーサー人生を踏み出した。

◆現在、ドライバーズタイトルのポイントリーダーは、ニコ・ロズベルグ(ドイツ)、2位がルイス・ハミルトン(イギリス)。

◆鈴鹿を迎える時点でのポイントは、ロズベルグ288、ハミルトン265。二人の差は23点。

◆優勝から10位まで、25点、18点、15点、12点、10点、8点、6点、4点、2点、1点が与えられる。残り5戦を全勝すれば125点が獲得可能。

◆二人は最強メルセデスの同僚で31歳の同い年。ハミルトンは、デビューの2007年の4勝含め49勝、57ポールポジョンを記録し、3度のタイトル経験者、ロズベルグは、優勝22回、ポールポジョン29回でチャンピオン未経験。戦績は圧倒的にハミルトンだが、ここ数戦、ロズベルグが絶好調。

◆1998年に鈴鹿でワールドチャンピオンを決めたミカ・ハッキネン(マクラーレン)に、ピットから励ましのエールが送り続けられた。初タイトルは不安で恐怖にさいなまれつつ走る。エールがハッキネンを奮い立たせ、ミハエル・シューマッハとのタイトマッチを勝ち抜いた。その無線は、日本のケンウッド製。いまでもマクラーレン・ホンダに装着されている。

◆アイルトン・セナを崇拝するブラジルの後輩フィリッペ・マッサは、今シーズン一杯で2002年のデビュー以来15年戦ったF1GPを引退する。小犬みたいにかわいい奴として、フェラーリ時代から可愛がられるいい奴。

◆チームメイト同士の戦いが激しいのはタイトル争いをしているメルセデスだけではない。レッドブルのダニエル・リカルドと、マックス・フェルスタッペンも“好敵手”。なにせ、シーズン途中から突然レッドブルにやってきたフェルスタッペンは、弱冠18歳にもかかわらず、移籍したスペインGPでいきなり優勝しちゃったから先輩リカルドは赤丸マーク、火花バチバチのレースを続けている。テクニカル&度胸が必要な鈴鹿は強烈バトル必至。

◆1レースに供給されるタイヤは一人13セット。22人で1144本。この他にレインタイヤもあるので、凄まじい数のピレリタイヤが鈴鹿に運び込まれる。このスケールも、流石F1GP。

◆ヨーロッパ大陸のレースは、陸路でマシンやパーツを運べるけれど、アウェイのサーキットは、主催者がチャーターするフライトで、セントレア(中部国際空港)に飛んでくる。過去には、税関が時間を節約するために、鈴鹿サーキットのパドックエリアで特別に通関手続きをするという特例措置を税関が行なったこともある。

◆ホンダの地元GPに向けてフェルナンド・アロンソは、「鈴鹿サーキットは、要求が多くてとにかく容赦ない。いいラップを走れたときの満足度がとにかく高いね。だからドライバーからもファンからも人気があるんだ。天候の変化で(路面温度)がコロコロ変わるから、マシンを完璧にセットアップするのは難しいよ。ただ、僕らはこのサーキットのことをよく知ってるし、マシンをコンディションに合わせて、それを最大限に活かすために金曜日のフリー走行を利用するよ」と鈴鹿を絶賛。

◆「日本は素晴らしい場所だ。日本の人たち、食べ物、文化が大好きだし、日本GPのための短い滞在を毎年楽しみにしてるんだ」というアロンソは、武士道に興味津々で、背中に大きく武士の入れ墨をしている。

◆ジェンソン・バトンも鈴鹿をべた褒め。「ほんとに完璧なサーキットだよ。高速でテクニカルで難コース。走るのがとにかく楽しい。2011年の鈴鹿での優勝は間違いなく僕のお気に入りの優勝だ」

◆バトンは道端ジェシカと別れたが、日本贔屓は変わらず。「チーム全体にとって重要なグランプリだから、とにかくハードに闘って、ファンの熱意に対し恩返しになるような、最高の結果を残したいね」

さて、2016F1GP第17戦日本GPは、10月7日金曜日10時にセッションが始まる。決勝レースのスタートは、10月8日14時。台風の影響で天気が気になるけれど、不安定な天候は、観戦は大変だけれどレースを面白くする要素でもある。

“応援の対象を明確にしておく”。これがF1に限らず、自動車レースを楽しむためのキモ。タイトル争いはもちろん、チームメイト同士の先陣争いにまずは注目!!

もちろん、夏前辺りから、調子が急角度で上向いているマクラーレン・ホンダの上位入賞を祈りつつ、熱戦をしかと見届けよう!!

[Text:山口正己]

最終更新:10/8(土) 12:57

オートックワン

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