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石原さとみ主演 、“お仕事ドラマ×強烈キャラ×バラエティー路線”が好発進

トレンドニュース(GYAO) 10/7(金) 18:52配信

『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』の初回視聴率が12.9%と好発進した。

実は日テレのドラマは、初回の強さに定評がある。
例えば去年春以降で、クール毎に新ネタの連続ドラマに限って比較すると、日テレの全18ドラマの初回平均は12.4%。テレ朝14ドラマが12.0%、TBS18ドラマ10.4%、フジ18ドラマ9.9%なので、日テレがトップを行く。中でも水曜10時枠は13.3%とかなり強い。

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もちろん理由はいろいろある。番宣CMに力を入れるのはどこの局も同じだが、主役級の俳優を他の番組に露出させる作戦が、特に他局の上を行っている点を特筆しておきたい。
今回の『地味にスゴイ!~』でも、主役・石原さとみの露出は半端なかった。
放送前1週間での番組出演数は17回。うち視聴率の高いGP帯番組が4本。しかも放送当日は朝の『ZIP』に始まり、『スッキリ!!』『PON!』『ヒルナンデス!』『情報ライブ ミヤネ屋』『news every.』『笑ってコラえて!』と1日中出ずっぱりだった。GRP換算だと凄まじい露出量で、CMなら億単位の金額に値するだろう。

こうした施策に支えられた初回高視聴率だが、『地味にスゴイ!』第1話を見る限り、日テレは前クール『家売るオンナ』に続き、新たな勝利の方程式を確立させつつあると感ずる。キーワードは、“お仕事ドラマ”“強烈キャラ”“バラエティー路線”の3つだ。

■キーワードは、“お仕事ドラマ”“強烈キャラ”“バラエティー路線”

“お仕事ドラマ”とは、90年代に一世を風靡したトレンディードラマと一線を画し、プライベートな部分より、9時5時の仕事時間にウエイトのあるドラマ。前クールでは、不動産のスーパー営業ウーマンが主人公の日テレ『家売るオンナ』が平均視聴率11.6%と、民放のGP帯14本の中でトップとなった。中島裕翔が社会人1年生を熱演したフジ『HOPE~期待ゼロの新入社員~』は、視聴率こそイマイチだったが、関東で同じ1,000人のテレビ視聴動向を調べる「テレビウォッチャー」によれば、満足度が5段階評価で4.16と、他のドラマを圧倒した。
 その前の春クールでも、刑事専門弁護士という特定の職業にスポットライトを当てたTBS『99.9-刑事専門弁護士-』が、視聴率17.2%で断トツの首位。満足度で4.20と「テレビウォッチャー」史上最高を記録したTBS『重版出来』も、新人編集者を主人公にした“お仕事ドラマ”だった。
近年でいえば、視聴率18.5%のTBS『下町ロケット』(15年秋)も中小企業の技術者の物語。最終回42.2%がドラマ歴代2位という大記録を打ち立てたTBS『半沢直樹』(13年夏)も、銀行の融資課長が主人公だった。“お仕事ドラマ”は、このところ間違いなく栄光の道を歩んでいる。

次に“強烈キャラクター”。
日テレのドラマは、94年の『家なき子』以降、この路線で成功するドラマを多数出している。
『ごくせん』(02年・05年・08年)
『女王の教室』(05年)
『ハケンの品格』(07年)
『曲げられない女』(10年)
『家政婦のミタ』(11年)
『花咲舞が黙ってない』(14年・15年)
『家売るオンナ』(16年)
キラ星の如く輝く“強烈キャラクター”が並んでいる。

今回の『地味にスゴイ!』の石原さとみ演ずる河野悦子もスゴイ!
新卒から不採用が6回続いても、今回7回目でついに出版社に入る執念。
発言も突出している。校閲部に出社した当日に、編集者の貝塚(青木崇高)をいきなりタコよばわり。先輩の古臭いスーツを「お姉さんのおさがり?」「古臭いを通り越して、型落ちのビンテージ感」と爆弾発言。大作家の前で編集者の貝塚に「おまえ、ゆとりだな」とディスられると、「ギリゆとりですが、何か?」と切り返し、「私たちゆとりは国政の被害者です」「何であんたのような薄っぺらい中年に偉そうに説教されなきゃならない」「てめえこそ、少しは原稿に目を通してこっち持って来いよ」「詰め込み教育受けている間に、やること半端すぎるんだよ、この無能が~」と超早口にまくし立てる。
言っていることは正しいが、毒舌の極み&言葉使い最低、そして痛快極まりない。

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最終更新:10/7(金) 19:02

トレンドニュース(GYAO)