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東京2020文化オリンピアード幕開き、小池都知事「文化と魅力を発信したい」

MusicVoice 10/7(金) 21:50配信

 2020年東京五輪に向け日本文化の魅力を国内外に発信していく『幕開き(まくあき)日本橋~東京2020文化オリンピアード』のキックオフが7日、東京・日本橋でおこなわれ、東京都の小池百合子都知事、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長らが出席した。小池都知事は「2020年に向けて、東京の文化と魅力を、世界に向けて余すところなく発信していきたい」と意気込みを語った。ステージでは、日本舞踏家・藤間勘十郎さんによる舞踏と、梅若玄祥さんによる装束付舞囃子が披露され、盛大にその幕開きを祝った。

【写真】披露された伝統芸能のようす

 式典は東京都、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会、アーツカウンシル東京(東京都歴史文化財団)、三井不動産が主催する、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け4年間に渡る文化事業「東京2020文化オリンピアード」のキックオフを記念しておこなわれたもの。

 同プログラムは、江戸時代の文化の発信地であり、五街道の起点となった日本橋から、文化芸術の力で地域を活性化し、若い世代の参画促進や創造性を育むことで2020年から先の未来に日本や世界の文化を継承していくことを目指す。今年度は伝統文化、音楽、美術などの分野で140を超える事業を実施する予定。

 この日、司会を務めたのはタレントで東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会のSHELLY文化・教育委員。

 ステージに上がった小池都知事は「本日は多くの皆様にお越しいただき、誠にありがとうございます。ブラジル・リオの大会、わたくしも観戦して参りましたが、本当に人々にたくさんの感動を残してくれました。オリンピック・パラリンピックはスポーツの祭典ではありますが、多くの人々が創造性を発揮できる文化の祭典とも言えると思います。2020年に向けて、東京の文化と魅力を、世界に向けて余すところなく発信していきたいと思います」と同プログラムの意義と意気込みを語った。

 また、森喜朗会長は「私は文化と文明はどう違うのか、と考えます。洗濯機や冷蔵庫などの家電や、今はスマホのアプリで街中を歩き回ったりしていますね、これは文明なのかなと思います。文化というのは、長い間その地域に根差し、人々の心に宿されたみんなで守り、広げてきたものであると解釈すれば納得できる気がします。日本の素晴らしい文化を多くの人々に知って頂くのがこの企画の主旨であります。4年間文化活動を広げていきたいと思います。どうぞ、ご協力のほどよろしくお願いします」とプログラムへの積極的な参加と協力を呼びかけた。

 式典では、ステージ上で主催者、来賓を交えてテープカットがおこなわれ、盛大にその幕開けを祝った。

■伝統と革新をテーマとした祝祭

 その後、ステージでは、宗家藤間流八世宗家の日本舞踏家・藤間勘十郎さんによる舞踏「三番叟(さんばんそう)」と能楽観世流シテ方能楽師で重要無形文化財保持者である梅若玄祥さんの装束付舞囃子「吉野天人」が披露された。

 「三番叟(さんばんそう)」は天下泰平、五穀豊穣を祈念して、古くより幕開けの周期におこなわれるもの。藤間勘十郎により、稲穂を象った鈴を鳴らし、大地を踏みしめ、種をまく姿を表す舞が、4年後の2020年に豊かな実りを祈念して披露された。

 「吉野天人」は、日本の象徴である桜の名所を訪れた都人のもとに天女が現れ、花を愛で、この世のものとは思えない美しい舞をみせるという華やかな演目。天女を演じた梅若玄祥がステージを去ると同時に、会場には桜の花びらを象った紙吹雪が舞い、観客からは歓声が上がった。(取材・松尾模糊)

最終更新:10/7(金) 21:50

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