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「北条五代」参上 小田原にまつわる作品展示 イラストレーターグループ

カナロコ by 神奈川新聞 10/7(金) 17:00配信

 県西や湘南地域に住むイラストレーターのグループが、小田原市内で開催中の市民文化祭に出展している。「北条五代」を5人組の戦隊ヒーローに見立ててデザインしたのぼりなど、小田原にまつわる作品を展示。多様な作風のイラストを通じて、イラストレーターという仕事の魅力を知ってもらいたい考えだ。

 グループは小田原市や南足柄市、二宮町などに住むイラストレーター10人が参加する、その名も「(秘)小田原ジャンクション」。

 ユニークな名前には、グループの活動形態が反映されている。小田原にまつわるテーマを毎回一つ決め、それぞれが自分の作風を生かして創作、その作品を持ち寄って展覧会を開いている。この形態を複数の高速道路を相互につなぐ「ジャンクション」で表現。「ばかげたことを真剣にやる」姿勢を、頭に付けた秘密結社を指す(秘)で示した。

 市民文化祭では、約100年にわたって関八州を掌中に治めた「北条五代」をテーマに選んだ。5人の当主を、人気を博した戦隊ヒーロー「秘密戦隊ゴレンジャー」に見立て、早雲をアカレンジャー、氏綱をミドレンジャー、氏康をアオレンジャー、氏政をキレンジャー、氏直をモモレンジャーに設定。5人のイラストレーターがそれぞれの人柄や功績からイメージする当主の姿を描き、戦国時代を象徴するのぼりにプリントした。

 会場では、小田原の名所や名物を題材にしたかるたやトランプ、北条氏を陰で支えた風魔一党の頭領・風魔小太郎の活躍を描いた漫画なども紹介している。グループ代表の若林やすとさん(56)は「イラストレーターという仕事は、自分の描きたい絵だけでなく、他人の頭の中にあるイメージや文章に合ったイラストを、いかに描くことができるかに面白さがある」と説明。「展示会を通して、関心を持ってもらえれば」と期待している。

 (秘)小田原ジャンクションの作品は9日まで、小田原市民会館2階で展示。午前10時から午後6時まで。問い合わせは、若林さん電話090(9818)0140。

最終更新:10/7(金) 17:00

カナロコ by 神奈川新聞