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ウッドワン美術館名作選が開幕 県水墨美術館

北日本新聞 10/7(金) 16:50配信

 企画展「巨匠が描く近代日本画名品展 ウッドワン美術館所蔵名作選」が7日、県水墨美術館で開幕した。充実したコレクションで知られるウッドワン美術館(広島)が所蔵する山水画や美人画、動物画などの名品54点をそろえ、明治以降の日本美術の流れを紹介している。11月20日まで。県水墨美術館とチューリップテレビ、北日本新聞社主催。

 ウッドワン美術館は1996年に総合木質建材メーカーのウッドワン(広島)が集めた美術品を展示する施設として開館。絵画に加え、マイセン磁器やアール・ヌーヴォーのガラス作品、中国清代の陶磁器など約千点を所蔵する。企画展では、近代の日本絵画に焦点を当て、橋本雅邦や横山大観、東山魁夷(かいい)らえりすぐった49作家の作品を並べた。

 会場では、ウッドワン美術館の重藤嘉代主任学芸員が作品を解説。情緒あふれる風景画を確立した川合玉堂が、野山を駆ける鹿を描いた「冬嶺孤鹿」の前では「円山四条派に学んだ写実と、狩野派の空間構成が合わさった玉堂初期の名作」と強調した。

 開会式では、車谷市朗県生活環境文化部次長と、藤田守ウッドワン美術館常務理事が「日本ならではの情趣豊かな絵画表現を楽しんでほしい」とあいさつ。蒲地北日本新聞社事業局長、竹田光宏チューリップテレビ取締役、浅地豊県水墨美術館長が加わり、テープカットした。

北日本新聞社

最終更新:10/7(金) 16:50

北日本新聞