ここから本文です

子どもの心理テスト導入2年

紀伊民報 10/7(金) 17:01配信

 田辺市教育委員会(和歌山県)が、子どもたちの本音や心の中を把握する心理テスト「Q―U」を全小中学校で導入して本年度で2年目。各校が児童生徒の傾向を知る参考資料として活用している。今後はトラブルを抱える子どもの支援や学習環境の向上など具体的な成果を示すことが課題となる。

 「Q―U」は、普段の学校生活について、簡単な質問に答えてもらうことで、学級集団の状態や子ども一人一人の意欲・満足感が測定できるとされる。

 調査は小学4年生~中学3年生が対象。全校が1学期に調査した結果を夏休み中に分析して対策を考え、2学期以降の指導に活用する。

 市全体の「学校生活満足度」は、いずれの学年も全国平均値に比べ高い。小学校から中学校に移行した中学1年生は「満足群」が62%で、6年生だった昨年度(39%)より大幅に多くなっている。全国平均(中学1~3年)は37%。

 一方で、学年によっては30%以上が不満を持っていたり、トラブルの可能性を抱えていたりするとの結果も出た。また、中学生の「学習意欲」は昨年度より低下した。2年生が20点中15・3点で0・8点減、3年生が14・8点で0・3点減。全国平均は14・8点。

最終更新:10/7(金) 17:01

紀伊民報