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紀南では3年保育なぜ少ない

紀伊民報 10/7(金) 17:01配信

 和歌山県内の47公立幼稚園のうち8割以上に当たる39園が、3歳児からの3年保育をしていることが分かった。一方、田辺市は4園すべてが2年保育にとどまるなど、3年保育をしていない8園のうち7園が紀南地方に集中している。

 田辺市では新庄、三栖、上秋津、中芳養の4園すべてが4歳児と5歳児の2年保育となっている。

 4園のPTAによる「市公立幼稚園PTA連合会」が長年3年保育の実施を求めており、今年6月には本年度のPTA役員と昨年度のPTA会長で「市公立幼稚園の教育と保育の充実を実現する会」を結成するなど、保護者から求める声が上がっている。

 市教委学校教育課は「3歳児の保育をするには教室が足りない園がある。また、市内の私立幼稚園が3歳児保育をしており、定員に若干余裕がある。少子化が進む中で、公立幼稚園で取り組むべきかどうかは十分検討する必要がある」と話す。

 ほかに県内で3年保育をしていないのは和歌山市の1園、白浜町の1園、新宮市の2園。

 白浜町は2園ある幼稚園のうち、白浜第一が2年保育となっている。ただし、幼稚園と保育所を同じ園舎で運営する「幼保一元化」の施設で、同じ園舎内にある保育所は0歳児から対応している。

 新宮市では3園のうち丹鶴は3年保育をしているが、王子と三輪崎の2園は5歳児の1年保育のみで、県内で最も保育年数が短い。両園とも徒歩5分ほどの距離に保育所があり、市教委学校教育課は「地域のニーズには応えられている」と話す。

最終更新:10/7(金) 17:01

紀伊民報

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