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ノーベル賞、金大に刺激 ソバージュ氏24日再訪、講義楽しみ

北國新聞社 10/7(金) 3:22配信

 ノーベル化学賞に決まったフランスのストラスブール大のジャンピエール・ソバージュ名誉教授がリサーチプロフェッサー(研究専念教授)を務める金大で6日、学生や教員が「自分たちの研究を進める上で刺激になる」と5月に同大で講義をしたばかりのソバージュ氏の快挙を喜んだ。同氏は24日、再び金沢を訪れ、角間キャンパスで講義する。

 ソバージュ氏は今年4月から、金大のプロジェクト「超分子による革新的マテリアル開発の拠点形成」に参加し、研究の進め方を助言するリサーチプロフェッサーを務める。

 5月には約2週間、金沢に滞在して、教員と研究内容について意見を交わし、学生対象の講義を開いた。学生や院生約200人が聴講し、ソバージュ氏は自身の研究内容について解説した。

 プロジェクトメンバーの酒田陽子助教は、インターネットの生中継で受賞者発表を見届けたといい「非常にびっくりした。ソバージュ先生は誠実な人で賞にふさわしいと思う。一緒に研究できることは大変栄誉だ」と話した。

 5月の講義を聴いた自然科学研究科物質化学専攻1年の東條莉奈さん(22)は「優しそうな雰囲気で積極的に学生とコミュニケーションを取ろうとしていた。受賞を聞いて驚いた。自分の研究も頑張ろうと思う」と笑顔を見せた。

 金大によると、24日はソバージュ氏に講義だけはなく、学生らとも交流する場を設ける。

 自然科学研究科物質化学専攻1年の山本進一郎さん(23)は「5月に会ったときより緊張しそう。自分の研究分野についていろいろアドバイスを受けたい」と期待した。プロジェクト代表の水野元博教授は「実際に権威のある先生に会うことは、研究者と学生にとって大変貴重な体験になる」と話した。

北國新聞社

最終更新:10/7(金) 3:22

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