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中国の不動産市場に警鐘、豪州政府は鉄鉱石が50ドル割り込むと予想

Bloomberg 10/7(金) 12:18配信

鉄鉱石価格は来年1トン=50ドルを割り込むとの見通しを、オーストラリア政府が示した。大手生産会社が低コスト供給を増やすためと説明している。また、中国の不動産市場は供給過剰となり鈍化する恐れがあり、鉄鉱石需要に対するリスクが高まっていると指摘した。

豪州産業科学省は7日のリポートで、「中国の建設業の上向いた状態が継続する可能性は低く、同セクターの商品需要は後退する」と予想。世界の鉄鉱石供給が拡大する一方、中国の建設業活動は低下するため、鉄鉱石価格の来年の平均は1トン=44.80ドルに下落するとの見通しを示した。

ブラジルのヴァーレなどの鉱山会社は鉄鉱石価格が50ドルの水準を維持すると予測。豪州政府の見通しはこうした見方に疑問を投げ掛け、中国の不動産市場に関し、あらためて警鐘を鳴らしている。米ゴールドマン・サックス・グループは今週、中国の住宅市場について、景気刺激策を受けた販売増加と価格上昇の後、脆弱(ぜいじゃく)性が高まっていると指摘した。中国は世界最大の鉄鉱石輸入国。

原題:As China Property Flashes Warning, Australia Sees Iron Below $50(抜粋)

Jasmine Ng

最終更新:10/7(金) 12:18

Bloomberg