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ついに雨宮3兄弟が揃う! 斎藤工が語る『HiGH&LOW THE RED RAIN』

ぴあ映画生活 10/8(土) 17:27配信

連続ドラマに続き7月に公開された劇場版『HiGH & LOW THE MOVIE』のエンドロール後、まさに最後の最後で、謎に包まれた雨宮兄弟の長男としてこの男がスクリーンに映し出された瞬間、劇場は驚きに包まれた。

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あの斎藤工が、EXILEのHIROが製作総指揮を務め、EXILE TRIBEのメンバーを中心にドラマ、映画、そしてライブと一大エンタテインメントプロジェクトとして展開されている『HiGH & LOW』シリーズに出演する。しかも、TAKAHIROと登坂広臣が演じる雨宮兄弟の長兄として、彼らを主軸に据えたスピンオフ映画『THE RED RAIN』に。

意外性をもって受け止められた本作への出演だが、斎藤自身は「僕は、『この作品、この脚本だから』『この座組だから』という風に仕事をお受けする立場ではないですよ」と本作に限らず、作品を自ら選んでいるわけではないと語る。とはいえ、出演が決まる前から『HiGH & LOW』プロジェクトは一視聴者として追いかけており「自分がこの作品に着地したらどうなるのか? という期待半分、不安も同じくらいありました」と明かす。

「僕自身、作品を見ながら雨宮兄弟の長男について『誰なんだろう?』と思っていて、(自身が演じると聞いて)ひたすら驚きました(笑)」と振り返るが、熱心な映画ファンとしても知られる斎藤工はこの一大エンタメプロジェクトをどのように捉えていたのか?

「ドラマシリーズに劇場版、スピンオフにライブと括りがないんです。いわば、長いお祭りのようなもので、そこに神輿担ぎが外部から加わっていく。僕は群像劇が好きで、『仁義なき戦い』や、石井聰互(※現・岳龍)時代の『爆裂都市 BURST CITY』と同じ匂いを感じました。実際、ライブを拝見しましたが、海外から見たら、日本映画って良くも悪くも“マイノリティ”である現在、こうして人が劇場に足を運ぶムーブメントを作っているなと。この規模の企画を今、打ち出すことは誰にでもできることじゃないですよね」。

ドラマシリーズから井浦新、中村達也、小泉今日子ら錚々たる面々が個性的な役で参加しているのを見て「僕もこの神輿の担ぎ手の一員になりたい気持ちはあった」という斎藤。作品そのもののクオリティにも驚きを感じていたという。

「ドラマでコブラ(岩田剛典)が鬼邪高に乗り込んでのアクションを1カットで撮っていたんです。安全を考えたり、出演者のファン向けのサービスショットとかを考えたら割るのは不自然じゃないところ。いつ切り返すのかな? と思いつつ見ていたけど切り返さない(笑)。その“先”を目指しているのを強く感じたし、それこそ『仁義なき戦い』でカメラがどこを向いているかに関係なく、戦っているシーンのエネルギーが画面に映りこんでいました」。

強いエネルギーということに関していえば、雨宮兄弟の結びつき、そして斎藤が演じた長兄・尊龍(たける)にもそれは要求された。「僕自身、ドラマを見ていて、単純に雨宮兄弟が好きだったんです。物語の核心の部分に参加せずに、嵐のようにやって来て活躍し、バイクで去っていく。TAKAHIROさんと登坂さんがお芝居されているのも見ていて、作品と向き合う歴史が浅い状態の僕が参加して、迷惑をかけないようにしなきゃという思いもありました。実は、劇中でふたりと一緒の画面にいるのはほんの僅かなんです。だからこそ、一緒の場面にいない時間、ふたりが兄をどう思っているのかが見えればいいなと思っていましたし、一緒にいないときに、どれだけ弟たちのことを思えるのかが重要だなと思い、会うまでの時間を大切にしました」。

クールに、しかし熱い思いをもって、スクリーンに刻み付けられた斎藤の姿、そして3兄弟の結びつきを感じてほしい。

『HiGH&LOW THE RED RAIN』
公開中

最終更新:10/8(土) 17:27

ぴあ映画生活

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