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沖縄県警、「全員の顔記録」指示 北部訓練場内の抗議撮影

琉球新報 10/8(土) 6:30配信

 【ヘリパッド取材班】米軍北部訓練場の新たなヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設工事で、米軍提供施設内にあるG地区で抗議していた市民らによると、同日午前に警察側から市民らの動きを記録していた県警の「採証班」に対し、「全員の顔を記録しろ」と市民側に聞こえる大きな声で指示が出たという。抗議に参加した男性は県警の言動に関し「われわれへの威圧だ。聞き捨てならない。(一人一人の顔を記録するのは)採証班の職務を逸脱しているのではないか」と批判した。
 G地区では、ヘリパッド建設予定地で樹木の伐採を阻止するため、市民ら21人が座り込み行動などを実施していた。

 また、沖縄防衛局は7日午前、N1地区ゲート内へ砂利を積んだダンプカー延べ43台分を含む資機材を搬入した。ゲート前で座り込む市民らによると、砂利の搬入台数はこれまでで最も多い。N1、G、Hの3地区で計四つのヘリパッド建設に向けた作業が同時並行で進んでいるとみられる。

 N1地区ゲート内では砂利を積んだダンプカーのほかに盛り土や地盤の補強用とみられる資材を積んだトラック、大型パワーショベルを積んだトレーラーもN1地区ゲート内へ搬入された。ヘリパッド建設に反対する市民らがプラカードを掲げて抗議の声を上げた。

 ゲート前で抗議行動をしていた東村議の伊佐真次さんは「沖縄防衛局は環境に配慮して進めると言っていたが、守られていない。首相が(ヘリパッド完成を)『年内に』というのを受けてだと思うが、あまりに無謀な工事をしている」と強調していた。

琉球新報社

最終更新:10/8(土) 9:15

琉球新報