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「たった5問」で分かるあなたのマネーリテラシー

ZUU online 10/8(土) 10:50配信

よく金融リテラシー、マネーリテラシーという言葉を聞くようになったが、具体的にはどういうことなのだろう。ここに、マネーリテラシーに関するクイズがある。たった5問なので是非チャレンジして自分の金融リテラシーを確認してみよう。性別、年齢別、都道府県別で比較出来るので自分の位置がわかるだろう。

■クイズその1

家計の行動に関する次の記述のうち、適切でないものはどれでしょうか。
1. 家計簿などで、収支を管理する
2. 本当に必要か、収入はあるかなどを考えたうえで、支出をするかどうかを判断する
3. 収入のうち、一定額を天引きにするなどの方法により、貯蓄を行う
4. 支払を遅らせるため、クレジットカードの分割払を多用する
5. わからない

■クイズその2

一般に「人生の3大費用」といえば、何を指すでしょうか。
1. 一生涯の生活費、子の教育費、医療費
2. 子の教育費、住宅購入費、老後の生活費
3. 住宅購入費、医療費、親の介護費
4. わからない

■クイズその3

金利が上がっていくときに、資金の運用(預金等)、借入れについて適切な対応はどれでしょうか。
1. 運用は固定金利、借入れは固定金利にする
2. 運用は固定金利、借入れは変動金利にする
3. 運用は変動金利、借入れは固定金利にする
4. 運用は変動金利、借入れは変動金利にする
5. わからない

■クイズその4

10 万円の借入れがあり、借入金利は複利で年率 20%です。返済をしないと、この金利では、何年で残高は倍になるでしょうか。
1. 2 年未満
2. 2 年以上 5 年未満
3. 5 年以上 10 年未満
4. 10 年以上
5. わからない

■クイズその5

金融商品の契約についてトラブルが発生した際に利用する相談窓口や制度として、適切でないものはどれでしょうか。
1. 消費生活センター
2. 金融ADR制度
3. 格付会社
4. 弁護士

■答え合わせ あなたは何問正解できる?

クイズ1:4
金融リテラシー・マップの「家計管理」に関する問題。クレジットカードの分割払を利用すると手数料(金利)が発生するため、支払を遅らせるために分割払を多用することは適切ではない。

クイズ2: 2
金融リテラシー・マップの「生活設計」に関する問題。老後費用、住宅費用、教育費用は、「人生の3大費用」といわれている。

クイズ3:3
金融リテラシー・マップの「金融知識及び金融経 済事情の理解と適切 な金融商品の利用選択」に関する問題。金利が上がっていくときには、運用収入が増加するため、運用を変動金利にすることが適当。一方、借入れについては、コストの増加を避けるため、固定金利にすることが適当。

クイズ4:2
これも金融リテラシー・マップの「金融知識及び金融経 済事情の理解と適切 な金融商品の利用選択」に関する問題 。「72の法則」は、お金が2倍になる年数がすぐにわかる便利な算式(「72÷金利≒お金が2倍になる年数」)。この算式に当てはめて計算すると「2年以上5年未満」。

クイズ5:3
金融リテラシー・マップの「外部の知見の 適切な活用」に関する問題 。格付会社は、金融商品または企業・政府な どの信用状態について評価を付与する企業であり、金融トラブル時に相談する窓口ではない。

一問20点として何点とれただろうか。点数比較は後述するが、このアンケートについて説明しておこう。

■過去最大のマネーリテラシーに関するアンケート

実はこのクイズ、金融広報中央委員会というところが「金融リテラシー調査2016年」として、16年2月29日~3月17日の期間で全国の18~79歳の2万5000人を対象にインターネットを通して行われたアンケート調査だ。

金融広報中央委員会とは、日本銀行情報サービス局内に事務局をもつ委員会で、金融経済情報の提供、金融経済学習の支援をメインとした金融に関する情報普及活動を行っている。金融庁長官、日本銀行総裁が顧問、関係省庁局長、日本銀行理事が参与として名を連ねており、中央委員は金融経済団体、報道機関、消費者団体等の各代表者、学識経験者、日本銀行副総裁等で構成されている。国も深く関与している組織なのだ。

同委員会による金融リテラシー調査は、2011年の「金融力調査」に続く2回目であり、日本の金融リテラシー調査としては過去最大規模だ。

■男性平均53.6点、女性50.8点 年代トップは60代58.6点

全国前年代の平均点は52.2点。男性が53.6点、女性50.8点とやや男性の点数が高い。年代別では29歳以下が41.7点ともっとも低く、60代の58.6点がピークになる。

クイズ別の正答率は、1が55.1%、2が47.6%、3が43.9%、4が40.6%、5が73.7%。4が一番難しかったようだがどうだろう。

■都道府県別のトップは長野県、ワーストは沖縄県

金融リテラシーポイントの高い県トップ5は、1. 長野県55.8点  2. 徳島県55.3点 3. 大分県54.6点 4.岐阜県54.5点 4.香川県54.5点だ。

一方、低い県ワースト5は、1. 沖縄県 47.1点  2. 山梨県 47.6点 3. 山形県 47.8点 4. 鳥取県 48.4点  5.佐賀県 48.7点だ。

金融に詳しい人にとっては簡単に思えるかもしれないが、一般に言う金融リテラシーとは、こういった金融に関する一般常識を言うのだろう。自分の県のレベルなど詳細を見たい人は是非、金融広報中央委員会の「知るぽると」のサイトへ。 (https://www.shiruporuto.jp/finance/chosa/literacy2016/pdf/16literacy.pdf )

平田和生(ひらた かずお)
慶應義塾大学卒業後、証券会社の国際部で日本株の小型株アナリスト、デリバティブトレーダーとして活躍。ロンドン駐在後、外資系証券に転籍。国内外機関投資家、ヘッジファンドなどへ、日本株トップセールストレーダーとして、市場分析、銘柄推奨などの運用アドバイスをおこなう。現在は、主に個人向けに資産運用をアドバイスしている。

最終更新:10/8(土) 10:50

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TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。