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USバンク「カード不正使用防止モバイルアプリ」開発 VISAジオロケーション採用

ZUU online 10/8(土) 16:40配信

USバンクがVISAのジオロケーション技術を利用した、カード不正使用防止モバイルアプリを開発した。

利用者の位置情報とカードが利用されている地域を照合することで、不審な決済を未然に防ぐと同時に、「旅行中に不正利用と誤解されて、カードの利用を一時停止にされた」といった屈辱的な経験を軽減してくれることが期待できる。

■携帯電話をオンにするだけで利用地域を自動照合

従来のカード不正使用探知システムは、主に4つの要因で作動するように設定されている。「高額商品の購入」「同じ決済先による短期間の重複利用」「過去の不正使用データとの一致」「遠方・海外利用」だ。

このうち遠方での利用が最も誤作動しやすく、事前にカード会社に連絡しておかない限り、旅行中にカードが使えなくなることもある。「楽しいはずの休暇が一瞬にして台無しになった」という消費者も多いだろう。

そこでUSバンクはVISAが開発したジオロケーション技術をモバイルアプリに融合させ、カードと携帯電話の位置が一致するか確認するという、世界初の画期的な試みに挑戦。利用者は携帯の電源をオンにしておくだけで、カードによる支払いの際にアプリが自動的に位置を照合してくれるという仕組みだ。

ドミニク・ベンチュロCEOは、ジオロケーション・モバイルアプリがUSバンクの消費者サービス向上の一環であり、「革命的な商品を提供し続けることで、消費者の生活をより快適で安全なものにしたい」とコメントしている。

日本ではあまり馴染みのないUSバンクは、米総合金融グループ、USバンコープの子会社である。ミネソタ州を本拠地とし、商業銀行部門では本国5位。クレジットカード部門、Elavonも運営している。著名投資家、ウォーレン・バフェット氏率いる、バークシャー・ハサウェイが株主であることでも有名だ。

テクノロジーの採用に熱心なほかの大手銀行同様、開発チームを設けて多様な技術を金融産業に組みこむ意欲に燃えている。

ひと昔前まではスタートアップの専門分野だったテクノロジー開発が、銀行間で定着してきた現在、FinTechはますます面白くなりそうだ。(FinTech online編集部)

最終更新:10/8(土) 16:40

ZUU online

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